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なぜ働いていると本が読めなくなるのか、という問いを労働と読書の関係を歴史と共に紐解いていく本。社会の在り方や考え方が労働と読書の関係に反映されているというのを明快に描き出しており、ぐんぐん読み進めてしまった。 論の飛躍があるところがある気もするし、そこまで言い切れないこともあるだろうし、事はそんなに単純ではない気もするけど、新書だから。
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世界でいちばん透きとおった物語』の続編にあたる。あのね、言い方悪いけどこっちのほうが面白い。ただし、一巻(とナンバリングされてないけど)がないと成り立たないかもしれない。彼は多分、誰かの思いのために筆を執る人種なのだと思う。それが彼自身の「孤独」との折り合いの付け方なのか、それとも血が疼くのか、その辺はわからんけど、多分そうだと思う。彼は多分今後も誰かのために、敏腕編集者の知恵を借りつつ、誰も傷付かず、誰も予想しなかったその一閃を紡ぐような、そんな作家になるんじゃないかな。
Dhfjcufu