女官たちの間で、組み紐のようなお守りを大事な人に作ってあげる、という流行りを聞いたニナ。
思わずアズールの顔が浮かび、百面相する様子が微笑ましいです。
アズールの提案で遠乗りに出かけたニナが目にしたものは、現王より偉いという大上皇が住んでいる離宮でした。
遠乗りの後日。アズールを探していたニナは、従者との会話をたまたま耳にして、
アズールが幾度も命を狙われていることを知ります。
助けを求めて、大上皇のもとへ向かうニナ。
アズールを大切に思っているんだな、と感じずにはいられません!
急いでニナを迎えに来たアズールは、自分もニナと同じ、死んだ王子の身代わりであることを明かします。
心の距離がぐっと近づき、ニナへの想いを認めたアズール。
ガルガダとの婚姻を白紙にする交渉をしようとしますが、
ニナは“アズールのいる”フォルトナを守る盾となるために、ガルガダ国第一王妃の立場を手に入れる、という選択をするのです。
そして、アズールが不審な死を遂げた場合は、ガルガダを率いてフォルトナを滅ぼす剣となる、と敵に告げます。
今までの子どもっぽさを翻すほどの気高い振る舞いに脱帽です。
ニナの強い決意でまわりだす運命の歯車…ますます目が離せません!