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『ベランダビオトープ』は、ベランダという限られた空間で、小さな生態系を作り上げる過程を、ユーモラスかつ丁寧に描いた作品です。
作者の馬場民雄さんが、試行錯誤を繰り返しながら、メダカや水草、貝などの生き物たちと触れ合う様子が、生き生きと描かれています。
特に印象的だったのは、作者がビオトープ作りに情熱を注ぎながらも、失敗を恐れずに挑戦し続ける姿です。
時には生き物が死んでしまうこともありますが、そこから学び、改善していく過程が、読者に勇気を与えてくれます。
この作品は、単なるビオトープの解説書ではありません。
ベランダという身近な場所で、自然と触れ合い、生命の尊さを感じる喜びを教えてくれます。
都会に住む私たちにとって、ベランダビオトープは、自然を身近に感じ、癒しを得られる素晴らしい空間だと改めて感じました。
私もこの本を読んで、ベランダで小さなビオトープ作りに挑戦してみたくなりました。