『希望、きこえる? ルワンダのラジオに子どもの歌が流れた日』榮谷明子著は、ルワンダの子どもたちやコミュニティが直面した困難な状況の中で、ラジオを通じて希望や安心を届ける取り組みを描いたノンフィクションです。著者は、現地の人々の声や体験を丁寧に紹介し、悲しみや絶望の中でも小さな希望が生まれる瞬間を描きます。読後は、戦争や災害などの逆境においても、人々のつながりや想像力が希望を生む力になることを実感でき、前向きな気持ちと感動を与えてくれる内容でした。
もし、あなたが、友達が誰もいない国で暮らすことになったらどうしますか?
その国の子どもたちのために何かしてくださいと頼まれたら、何をしますか?
ユニセフの職員としてアフリカのルワンダで働く日本人・明子さんは、ルワンダ人の仲間と協力して、子どもたちのためにラジオ番組をつくることにしました。
ラジオを通して、ルワンダ全国の子どもたちに、優しい言葉や楽しい歌を届けたい!
明子さんの夢はかなうのでしょうか。
しなやかな生き方,熱い気持ち、信頼できる仲間をみつけること、考えて行動すること。この本には、これからの社会を生きていくのに大切なヒントがつまっています。
推薦のことば
赤川次郎(作家)
この本を読んで、私が何より嬉しいのは、明子さんが早くから「生きる目標」を持ち、それを実現すべく、二十年の間努力し成長して来たことが伝わってくるからです。
ルワンダと聞いても、私もアフリカのどこか、としか知りませんでしたが、明子さんはその国で、子供たちのためのラジオ番組を立ち上げたのです。
絶えず、明日へ。明子さんの確かな歩みを、私もできる限り応援していきたいと思っています。
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