ありがとう
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お母さんに頼まれて牛乳を買いに出かける女の子、みいちゃんの物語。自転車にベルを鳴らされたり、坂道で転んでしまったり、ひとりで歩く道は大人と一緒の時とは違いハプニングの連続です。ようやくお店に着いた時も、中には誰もいない状況。か細い声で「ぎゅうにゅうください」とお願いするも、お店の人には届いていないようで…。絵から音が伝わってくるかと思うほど、小さな女の子の心の動きを繊細に描いた作品で、最後は心がホッコリします。