『王朝の恋の手紙たち』(川村裕子著)は、平安から江戸期までの恋愛の手紙を集め、時代背景や書き手の心情とともに紹介した作品です。単なる文献紹介にとどまらず、手紙に込められた恋心や当時の人々の繊細な感情が生き生きと伝わります。美しいくずし字や文章表現の解説もあり、文学的・歴史的興味を同時に満たしてくれます。古典文学や日本史に興味がある人にとって、心に響く愛の言葉を味わえる貴重な一冊です。
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発売日: 2024年09月24日
発行元: KADOKAWA
平安時代の貴族たちは、現代とは比べものにならないほど多くの手紙を綴っていた。使用する紙や文字に細心の配慮をし、内容にふさわしい植物の枝に結ぶ。返事が遅いと不安にかられ、早く届けば幸福に包まれる……。また、手紙は途中で盗み読まれる、間違った相手に届くなどの危険も多く、それを防ぐ手立ても必要とされた。『源氏物語』『枕草子』『蜻蛉日記』などの古典名作を読み解き、王朝人にとっての手紙の意味を明らかにする。
第一章 王朝の危険な手紙たち
第二章 手紙を運ぶ人たち
第三章 王朝手紙の作法入門
第四章 手紙の作成機器
第五章 王朝の恋文技術
第六章 王朝の遠距離手紙
第七章 手紙の華麗な装飾
第八章 手紙の時間と命
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