◆第一句集
休符なき雪解雫のワルツかな
音のあるもの、音なき音も心の耳が聴き留めて、詩に転化させる術を持っている。
序より・上田日差子
◆自選十二句
チェロの音は胎内鼓動夜半の冬
青梅や水琴窟の水こだま
音あらば月の光は笙の笛
願はくは牡丹の如く崩れたし
薪能満月残しシテ去りぬ
絵本読む余白の静寂霜のこゑ
小鳥来る開けつ放しの駐在所
手秤に量る三寒四温かな
福音は分かち合ふもの花ミモザ
春ショールけふは銀座の風はらむ
人情も盛る深川の浅蜊めし
連弾の指の漣春動く
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