ありがとう
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ますます繊細に描かれる二人の関係に心が揺さぶられました。みかさんの作品は、ただのボーイズラブではなく、青春の葛藤や友情から恋へと変わる瞬間のもどかしさを丁寧に描いているのが魅力です。
9巻では、カケルとヤマトの距離感がこれまで以上に変化し、それぞれの気持ちがより深く掘り下げられていました。特に、すれ違いや不安を抱えながらも、お互いに向き合おうとする姿が切なくも美しかったです。セリフの少ない場面でも、表情や仕草から伝わる感情が繊細で、読んでいて胸が締めつけられるような場面も多くありました。