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高校ボクシング部を舞台にした青春小説で、まったく性格の異なる二人の少年が、それぞれのやり方でボクシングと向き合い、成長していく姿が描かれています。試合の描写は迫力がありながらも、心理描写が丁寧で、読む側の感情を強く揺さぶります。汗と痛み、葛藤と友情、そして勝ちたいという純粋な気持ちがまっすぐに伝わってきて、熱く胸を打たれる物語でした。まさに「青春」が詰まった一冊です。
天才vs.努力家
性格は正反対。二人の幼なじみの共通点は「ボクシングが好き」。それだけ。
いま最も日本人を感動させている作家、唯一無二の青春小説!
天才的なボクシングセンス、だけどお調子者の鏑矢義平(かぶらやよしへい)と、勉強は得意、だけど運動は苦手な木樽優紀(きたるゆうき)。真逆な性格の幼なじみ二人が恵美寿(えびす)高校ボクシング部に入部した。一年生ながら圧倒的な強さで勝ち続ける鏑矢の目標は「高校3年間で八冠を獲ること」。だが彼の前に高校ボクシング界最強の男、稲村が現れる。
※本書は2010年3月、太田出版より刊行された『ボックス!』上巻の二次文庫です。
高校ボクシング部を舞台にした青春小説で、まったく性格の異なる二人の少年が、それぞれのやり方でボクシングと向き合い、成長していく姿が描かれています。試合の描写は迫力がありながらも、心理描写が丁寧で、読む側の感情を強く揺さぶります。汗と痛み、葛藤と友情、そして勝ちたいという純粋な気持ちがまっすぐに伝わってきて、熱く胸を打たれる物語でした。まさに「青春」が詰まった一冊です。