ある日美世の前に現れた清霞の父・正清により、美世は清霞と共に久堂家の別邸へと招かれます。
この別邸で初めて美世は清霞の母・茉由とも対面!
美世と会って早々に茉由は、付き人やら村娘などと呼び、共に夕飯を食べることもしません。
更には、美世に使用人と共に働くように命じ、絶対に婚約者とは認めないのです。
母の態度に清霞も怒り心頭。
元から関係性の悪い母と子の間は、更に溝が広がります。
ただ、斉森家でもっと酷いいびりに耐えていた美世からしてみれば、茉由からのいびりは優しいもの。
そんな美世に茉由は衝撃を感じてしまいます。
そのため、過ごしてきた環境が全く違う美世と茉由が交わることはあるのか? と今後の展開が気になりました。
別邸に訪れてから、美世と清霞の関係に変化も♪
土産物店の店主からは新婚かと尋ねられた美世は清霞への思いを少しずつ考えるようになり、清霞も父親から指摘を受け、初めて美世に対する感情を自覚するのです。
清霞が美世への思いを自覚したことから、美世への思いが描かれたシーンも多く、キュンとしてしまいます。
ただ、その一方で別邸の周りで起こる不可解な出来事……
それを清霞は調査する目的もあり、この地を訪れたのですが、清霞が出会ったのは異能の力によって操られているような人間の姿。
偽物の異能者たちと出会った清霞は、少しずつこの土地で起こっている出来事に迫っていきます……
別邸周辺で起こる、はらはらするような事件はもちろん、清霞の美世への思いや美世と茉由との関係にも注目です。
227、241と249ページ!怒涛すぎる。長編をここまで綺麗にまとめて更に続きが気になるなんて!この2人は背中合わせではなく抱き合いながらお互いの背中を守ってるイメージがある。支え合い決して離さず、守って欲しい。