一見すると何気ない日常を描いているように思えるのですが、しっかりSFしている短編集です。星新一を思い出しました。
ポップな文体で読みやすく、ひとつひとつそんなに長くないので、気負わずに読めます。
私は「純粋個性批判」が印象に残りました。身に覚えのあるよう友達に対する嫉妬なのか羨望なのか、とにかくしんどくなるような勝手な自分の感情をうまく描いてくれてます。
「あなたが今思ったよりも、全然すごいよ」 円城 塔(作家)
新時代の才能、発掘! 円城塔賞受賞作「レモネードに彗星」を含む 少し不思議でハイパーポップな傑作短編集!
美しい叔母とは大きな窓ごしにしか対面できない。もう15年も。私が死んでからの15年。「レモネードに彗星」/世界への軽蔑を共有することで結ばれた二人の、数奇な運命。「純粋個性批判」/触れることのできない、破滅的に美しい彼女との予測不能な愛の物語。「新しい孤独の様式」など7篇収録
「安心して。私だって千年も生きるわけじゃない」
かいぶつ が あらわれた
純粋個性批判
宇宙人がいる!
火星と飴玉
新しい孤独の様式
レモネードに彗星 (円城塔賞受賞作)
スカートの揺れ方 (第3回ショートショート大賞 大賞受賞作)
一見すると何気ない日常を描いているように思えるのですが、しっかりSFしている短編集です。星新一を思い出しました。
ポップな文体で読みやすく、ひとつひとつそんなに長くないので、気負わずに読めます。
私は「純粋個性批判」が印象に残りました。身に覚えのあるよう友達に対する嫉妬なのか羨望なのか、とにかくしんどくなるような勝手な自分の感情をうまく描いてくれてます。