ありがとう
0
『容疑者Xの献身』(文春文庫)は、東野圭吾によるミステリー小説で、数学者と刑事、そして愛する人を守ろうとする容疑者の心理戦が描かれています。緻密なトリックと巧妙な伏線に加え、人間の愛情や自己犠牲の深さが物語に重みを与えています。結末の意外性と切なさが印象的で、ミステリーとしての面白さだけでなく、登場人物の心情に胸を打たれる、感動的な作品でした。
ありがとう
0
最後まで読みたくないと思った!
犯人は最初からわかっていた(つもりだった•••)。想像できないトリックで犯人は警察を見事に騙していた。そして、読み手をもそのトリックで翻弄してくれた。
読み始めは、単純な推理小説と思った。ところが、ストーリーが進みにつれ、それは違うことに気付いた。結末近くになると、何となく展開がわかってきたが、悲しい結末になるのではと思い、このまま読むことを躊躇してしまいそうだった。
そして結末は、トリックの壮大さに驚き、悲しい決着に息を呑んだ。
救いというわけではないが、湯川の人間味が出ていて良かった。













