『親・配偶者が高齢になったら家族で相談すること』を読み、介護を受ける流れや施設、そして万が一の時の流れが、この一冊にまとめられていることが勉強になりました。
そのような本は数多くありますが、特に最後の章「自分と家族の心のケアは?」は、非常に重要な章だと感じました。
私たちはどうしても目先の介護にとらわれがちで、自分自身のことは後回しになりがちです。
気がついた時には、心の状態が深刻な状況になっていることもありますよね。
そうならないためにも、この本でどのようなケアが必要で、どのような助けを借りることができるのかを知ることができたのは大きな収穫でした。
家族だけで相談し、介護を乗り切ろうとすることは、往々にして難しいものです。
だからこそ、地域の力や医療の力を借りながら、家族みんなで支え合っていくことの大切さを、改めて感じました。