ありがとう
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「生きづらさ」を抱える人たちが集まる、ぬいぐるみと話すためのサークル「ぬいサー」。
人を傷つけたくないから、ぬいぐるみに話を聞いてもらう――。そんな彼らの姿は、一見とても優しく、繊細で純粋なものに映ります。
しかし読み進めるうちに、私はどこか「モヤモヤ」とした感情を抱きました。
「誰も傷つけたくない」と言いながら、寂しさを埋めるために好きでもない白城さんに告白し、結果としてその意図を彼女に見透かされてしまっている。さらに、自分とは異なる白城さんの価値観を否定してしまう姿に、「結局、相手を深く傷つけてしまっているのではないか」と感じずにはいられませんでした。
確かに、意図的に誰かを傷つけるのはよくないことです。でも、人と深く関わる以上、意図せず傷つけたり傷ついたりしてしまうのは、ある種「仕方のないこと」ではないでしょうか。
傷つくことを恐れすぎて、自分たちの小さな世界に閉じこもる彼らを見ていると、切なさと同時に「もっと肩の力を抜いていいんだよ」と声をかけたくなります。
優しさとは何か、人と向き合うとはどういうことか。綺麗ごとだけではないコミュニケーションの難しさを、改めて考えさせられた一冊でした。













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