職を失った赤池めぐみは、憧れの装丁家【桐生青】の事務所で働くことになるところから物語は展開されます。
本の表紙ができる過程を覗いているようで
本好きにはたまらない小説でした。
予算や印刷の都合で装丁家が提案したものすべてが
叶っているわけではないのでしょうが、
それでも作家さんや編集スタッフの方が
手間暇かけて作ってくださり、世に出た本を
より大切にしたくなりました。
契約を切られた崖っぷちデザイナー × 毀誉褒貶激しい天才装丁家
最強パートナー爆誕⁈
ひょんなことから天才装丁家・桐生青の元で働くことになった駆け出しのブックデザイナー・赤池めぐみ。10代の頃からセンスあふれる装丁を手掛け、業界でも注目されていた青のことを、めぐみはずっと憧れていた。青の元で働ける、と張り切って出社しためぐみは、1日目から夢破れる。職場にはパソコンも机もない。与えられた仕事は電話番。編集者からの催促をうまく受け流す事だった。ほんとに自分はここでやっていけるのだろうか、と不安に思うめぐみは、やがて自分が雇われた本当の理由を知るのだが……。育ってきた環境も性格も異なる二人は果たしてうまくいくのか? デザイン事務所の先行きは?
『書店ガール』シリーズ著者が贈る 令和版お仕事バディ小説
職を失った赤池めぐみは、憧れの装丁家【桐生青】の事務所で働くことになるところから物語は展開されます。
本の表紙ができる過程を覗いているようで
本好きにはたまらない小説でした。
予算や印刷の都合で装丁家が提案したものすべてが
叶っているわけではないのでしょうが、
それでも作家さんや編集スタッフの方が
手間暇かけて作ってくださり、世に出た本を
より大切にしたくなりました。