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携帯ショップで働く日常の閉塞感から逃げるように上京した紗耶加。そんな彼女が、ふとしたきっかけで手にした水色のデジカメ。25歳から35歳までの10年間、心が動いた瞬間を切り取り続け、ついにはプロのフォトグラファーへと駆け上がる姿に胸が熱くなりました。
ただ、仕事での輝かしい成長とは裏腹に、彼女を取り巻く「恋愛事情」には、思わず溜息が出てしまいます。
付き合う彼氏たちが、とにかく酷い……!智彦も圭介も、根はいい人そうに見えるのですが、紗耶加の包容力が裏目に出て、彼女が「ダメンズ」に育ててしまっているようにも見えて、もどかしくてなりませんでした。
仕事への情熱と、プライベートでの危うさ。
そんなアンバランスさを抱えながらも、泥臭く生き、シャッターを切り続ける彼女の10年間は、迷いながら進むすべての女性に響くものがあるはずです。
「プロとは何か」「自分らしく生きるとは何か」を、瑞々しい感性で描き出した一冊でした。














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