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企業を成長させるカギとなるようなキャラクターの生み出し方について解説している作品。ピクトグラムのようなシンプルさを心がけるや少しとぼけているくまもんのように隙のあるデザインを取り入れる、変身で提携各社のユニフォームを着用するポンタのような課題解決のギミックを仕掛けるなど、キャラクターを作成する上で押さえておきたいポイントが満載です。他にもネーミング時の濁点や半濁点が与える印象やシルエットが人に与えるイメージなどが具体的な言葉で分かりやすく書かれていて勉強になりました。全体を通して心に残っているのが、人に触れてもらう機会を常に持つのが大切という個所。情報化社会の今、人の心に残るものはなかなかないんだと再認識させられました。世界観やオフィスデザイン、チャットボットなど戦略を紹介する際、ポンタが例として度々取り上げられているオススメの1冊です。