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舞台は今から約100年前の大正から昭和にかけて。上野の片隅に店を構えた「カフェー西行」で働く女給さんを通して語られる物語。
女性視点で語られるため戦争の描写などは直接的ではないですが、時代が進むにつれて次第に贅沢なことができなくなり、家族が徴兵され、残される側の辛さや葛藤がほんのりと感じられる作品となっています。
女給さん視点で語られるため物語ではありますが、「カフェー西行」のマスターがいてこその温かなお話だと感じました。
激動の時代を生きた市井の女性の人生をのぞき見させてもらうような一冊です。





















