ビジネスシーンで求められる大事なスキルの1つに、「"場の流れ"を正しくつかむこと」があります。
会議、プレゼン、商談、セミナー、飲み会など、人が集まるところには「場の流れ」、すなわち大きな方向性や目的が存在します。
この「場の流れ」を読み間違えると、会話は進まず、状況判断を誤り、さらには相手に悪印象を与えかねません。
逆に「場の流れ」を的確につかむことができれば、コミュニケーションがスムーズに進み、迅速な意思決定や良好な人間関係の構築につながっていきます。
しかし「場の流れ」は流動的で、ある方向に動いていたように思えたものが、参加者のちょっとした一言でガラリと向きを変えてしまうこともあります。
本書では、次の4つのポイントを押さえて「場の流れ」をつかむ方法を伝授します。
13つのバランス(Quality、Cost、Delivery)を心がける
25つのステージ(形成期、混乱期、統一期、機能期、散会期)に敏感になる
35W(What、When、Why、Where、Whom)を意識する
4問題の発生源を特定する(ロジックツリーを活用する)
1.ビジネスがうまくいかないのは「場の流れ」がつかめていないから
2.相手は何を大切にしているのか? 〜QCDの最適化を図る
3.「場」はどれだけ成熟しているのか? 〜5つのステージを意識する
4.「場」の目的は何なのか? 〜5Wを活用する
5.うまくいかない原因はどこにあるのか? 〜ロジックツリーで分解する
6.「場の流れ」をつかみ、変えるための心がけ
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