『絶望できない男』奥川拓二著は、現代社会で直面する挫折や困難にもかかわらず、絶望することなく前を向いて生きる主人公の姿を描いた物語です。著者は、心理的葛藤や日常の困難をリアルに描写しつつ、ユーモアや前向きな思考を交えて物語を展開しています。読後は、逆境に置かれても希望を見失わず、柔軟に考え行動することの大切さを実感でき、読者に勇気と前向きなエネルギーを与えてくれる内容でした。
読むと確実に元気がチャージされる、ジェットコースター人生。
1 女の子にもてたくて、20 代でテレビの世界に飛び込んだ。
2 テレビ番組のADなのに自分の会社を立ち上げて、ポルシェを乗り回した。
3 ADの自分にあきたらず、スポンサーを自分で探し出し、夢だった音楽番組をプロデューサーとして立ち上げた。
4 突然番組スポンサーが降り、制作費に自社の金を突っ込んだ。
5 会社が自転車操業になって、ビギナーズ・ラックで当たったギャンブルにはまった。
6 あっという間に借金が膨らみ1 億を超えてやくざに監禁された。
7 スキを見て逃げ出して、追いかけられたやくざの車に踏まれて死にかけた。
8 なんとか逃げのびて、公園で暮らすようになった。
9 ホームレスの秩序を学び、「このままでいいかも」と思う自分と戦った。
10 「20万円の神様」に出会い、再起をかけ、トラック運転手になった。
11 孤独に耐えながら、24 時間365 日8年間働いて借金を返した。
12 そして10年ぶりに業界に復帰した。
いまも人間関係で、毎日ヒリヒリしながらいつもどこか憂鬱。
でも、こんな俺でもちゃんと生きている。
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