ありがとう
0
テレビドラマがきっかけで読んだ本ですが、読むほどに心が温かくなり、その魅力にハマりました。重松さんの描く人間模様は穏やかでありながら、細かくて、読んでいて引き込まれます。優しい人が損をしたり、正直ものが苦労したりする世の中にでも心解く何かがあると気づかせてくれます。
少年は、ひとりぼっちだった。名前はきよし。どこにでもいる少年。転校生。言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを知っていたけど。ある年の聖夜に出会ったふしぎな「きよしこ」は少年に言った。伝わるよ、きっとー。大切なことを言えなかったすべての人に捧げたい珠玉の少年小説。
テレビドラマがきっかけで読んだ本ですが、読むほどに心が温かくなり、その魅力にハマりました。重松さんの描く人間模様は穏やかでありながら、細かくて、読んでいて引き込まれます。優しい人が損をしたり、正直ものが苦労したりする世の中にでも心解く何かがあると気づかせてくれます。