ありがとう
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柔道をやめた晴希が、一馬に誘われて男子チアチーム〈BREAKERS〉を立ち上げるところから始まりますが、
集まってくるメンバーはみんなどこかにコンプレックスや生きづらさを抱えていて、その不器用さがとても愛おしいです。 
失敗して、ケガして、気持ちがバラバラになりかけても、「誰かの背中を押す」という一点だけは手放さない。
派手な奇跡ではなく、宙に人を放り上げるまでの地道な練習や、小さな信頼の積み重ねが丁寧に描かれていて、
読み終えたあと、自分も誰かをそっと応援したくなるような、まっすぐな一冊でした。

















