中学時代、「石」と呼ばれ、泣くことも笑うことも忘れていた羽花。偶然出会ったレモン色の髪の男の子・三浦くんに憧れて、同じ高校に入学したけれど──!?

ソーダ水のように甘く弾ける青春が、ここからはじまる!

めんどくさくて初々しい恋物語、開幕！

幼なじみの凜に「お前はゴミクズでダメなヤツ」と言われ続け自分に自信が無い美少女・優羽。そんな2人を見守る同じマンションのご近所さん暦と蛍太。

優羽を好きすぎる凜と、けなげに凜を思い続ける優羽の激キュンピュアラブストーリー！

【編集担当からのおすすめ情報】

めんどくさい恋がどんどんキラキラする恋に変わっていく。

純愛の魔術師星森先生の「溺愛×こじらせ」ラブ、堪能してください！

玩具修理者はなんでも直してくれる。

どんな複雑なものでも。たとえ死んだ猫だって。

壊れたものを全部ばらばらにして、奇妙な叫び声とともにあっという間に組み立ててしまう。

ある暑すぎる日、子供のわたしは過って弟を死なせてしまった。

親に知られずにどうにかしなくては。

わたしは弟を玩具修理者のところへ持っていくが……。

これは悪夢か現実か。

国内ホラー史に鮮烈な衝撃を与えた第2回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作。

■解説・井上雅彦

事故で亡くなった愛妻の肝細胞を密かに培養する生化学者・利明。Ｅｖｅ　１と名付けられたその細胞は、恐るべき未知の生命体へと変貌し、利明を求めて暴走をはじめるー。空前絶後の着想と圧倒的迫力に満ちた描写で、読書界を席巻したバイオ・ホラー小説の傑作。新装版刊行に際して、発表時に研究者でもあった著者から、科学者あるいは小説家を志す人達に贈る、熱いロングメッセージを収録。

11月7日水曜日。女子大生の藍は秋のその一日を何度も繰り返している。朝になれば全てがリセットされる日々。この繰り返しに終わりは来るのか──。圧倒的な切なさと美しさに満ちた傑作中編集。

連続する幼女誘拐事件の捜査が難航し、窮地に立たされる捜査一課長。若手キャリアの課長を巡って警察内部に不協和音が生じ、マスコミは彼の私生活をすっぱ抜く。こうした状況にあって、事態は新しい局面を迎えるが……。人は耐えがたい悲しみに慟哭するーー新興宗教や現代の家族愛を題材に内奥の痛切な叫びを描破した、鮮烈なデビュー作。

天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、2人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。

僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説ーと思いきや、最後から二行目（絶対に先に読まないで！）で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。