異形がでてくる不気味な小説!おすすめのホラー作品10選!!「ぼぎわんが、来る」「のぞきめ」など
人ではない者が迫りくる、異形が出てくるホラー小説。
人の内面や人間関係、社会問題などさまざまなテーマが登場し、読者の心を掴む作品が多いです。
今回は、異形が出てくるホラー小説のおすすめを10作品ご紹介!!
作者ひとりひとりが描き出す、独創性の高い甘美な恐怖をお楽しみください。
『ぼぎわんが、来る』
“あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかんー。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。それ以降、秀樹の周囲で起こる部下の原因不明の怪我や不気味な電話などの怪異。一連の事象は亡き祖父が恐れた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのか。愛する家族を守るため、秀樹は比嘉真琴という女性霊能者を頼るが…!?全選考委員が大絶賛!第22回日本ホラー小説大賞“大賞”受賞作。
作者 | 澤村伊智 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2018年02月24日 |
『二階の王』
30歳過ぎのひきこもりの兄を抱える妹の苦悩の日常と、世界の命運を握る“悪因”を探索する特殊能力者たちの大闘争が見事に融合する、空前のスケールのスペクタクル・ホラー!二階の自室にひきこもる兄に悩む朋子。その頃、元警察官と6人の男女たちは、変死した考古学者の予言を元に“悪因研”を作り調査を続けていた。ある日、メンバーの一人が急死して…。第22回日本ホラー小説大賞優秀賞受賞作。文庫書き下ろし「屋根裏」も併録。
作者 | 名梁 和泉 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年09月23日 |
『異形のものたち』
母親の遺品整理のため田舎を訪れた男が、農道ですれ違った般若の面をつけた女ー記憶と時間が不穏に交錯する「面」。離婚で疲弊した女が、郊外の町で見つけた古風な歯科医院、そこに隠された禁忌が鬼気迫る「日影歯科医院」。山奥に佇む山荘の地下室に蠢く“何か”と、興味本位の闖入者を襲う不条理な怪異に震撼する「山荘奇譚」など、生と死のあわいの世界を描く6篇。読む者を甘美な恐怖と戦慄へと誘う、幻想怪奇小説集。
作者 | 小池 真理子 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年01月23日 |
『異端の祝祭』
冴えない就職浪人生・島本笑美。失敗の原因は分かっている。彼女は生きている人間とそうでないものの区別がつかないのだ。ある日、笑美は何故か大手企業・モリヤ食品の青年社長に気に入られ内定を得る。だが研修で見たのは「ケエエコオオ」と奇声を上げ這い回る人々だったー。一方、笑美の様子を心配した兄は心霊案件を請け負う佐々木事務所を訪れ…。ページを開いた瞬間、貴方はもう「取り込まれて」いる。民俗学カルトホラー!
作者 | 芦花公園 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年05月21日 |
『月夜の島渡り』
鳴り響く胡弓の音色は死者を、ヨマブリを、呼び寄せるー。願いを叶えてくれる魔物の隠れ家に忍び込む子供たち。人を殺めた男が遭遇した、無人島の洞窟に潜む謎の軟体動物。小さなパーラーで働く不気味な女たち。深夜に走るお化け電車と女の人生。集落の祭りの夜に現れる予言者。転生を繰り返す女が垣間見た数奇な琉球の歴史。美しい海と島々を擁する沖縄が、しだいに“異界”へと変容してゆく。7つの奇妙な短篇を収録。
作者 | 恒川 光太郎 |
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価格 | 616円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2014年12月25日 |
『ヴァーチャル霊能者K』
大学生の麻生耕司は卒業論文のテーマを求めてヴァーチャルアイドル・香月りんねの誕生日イベントに参加する。しかし、そのパーティーの途上、突如としてりんねが豹変し、会場内の電子機器を一斉に暴走させてしまう。彼女には正体不明の悪霊が憑依していたのだ。爆発するスマホ、動き出す自動販売機、乗っ取られるSNS、高速で紙を射出するコピー機…全ての電子機器が殺戮兵器と化し、一人また一人と参加者は息絶えていく。辛うじて生き残った麻生は、自称霊能者や乱暴者、プログラマーの小学生にその母と協力し、電脳世界の除霊を試みる…!迫りくる電脳世界の恐怖!インターネットに接続過剰な現代人に贈るサイバーホラー!!第6回ジャンプホラー小説大賞金賞受賞作。
作者 | 西馬 舜人 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2021年11月19日 |
『ふたりかくれんぼ』
息を止めると目の前に現れる少女・マキ。彼女に誘われるまま、その手を握ると、廃墟ばかりの「島」で目覚めてしまう。なぜか彼女を救わないといけないという強い使命感と責任感に駆られ、彼女の手を引くボク。異形の者たちが潜む「島」を奔走するが、そのたびに異形の者たちに惨殺され、元の世界に戻されてしまう。果たして、マキを救うことはできるのかー。
作者 | 最東 対地/もの久保 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 二見書房 |
発売日 | 2021年07月21日 |
『ぼっけえ、きょうてえ』
ー教えたら旦那さんほんまに寝られんようになる。…この先ずっとな。時は明治。岡山の遊郭で醜い女郎が寝つかれぬ客にぽつり、ぽつりと語り始めた身の上話。残酷で孤独な彼女の人生には、ある秘密が隠されていた…。岡山地方の方言で「とても、怖い」という意の表題作ほか三篇。文学界に新境地を切り拓き、日本ホラー小説大賞、山本周五郎賞を受賞した怪奇文学の新古典。
作者 | 岩井 志麻子/甲斐庄 楠音 |
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価格 | 616円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2002年07月10日 |
『禍家』
12歳の少年・棟像貢太郎は、両親を事故で失い、東京郊外の家に越してきた。しかし、初めて見るはずの町並みと家になぜか既視感を覚えると、怪異が次々と貢太郎を襲い始める。ひたひたと憑いて来る足音、人喰いが蠢く森、這い寄る首無しの化物。得体の知れない恐怖に苛まれながらも、貢太郎は友達の生川礼奈とともに、怪異の根源を探り始める。やがて貢太郎が見舞われる、忌まわしい惨劇とは!?背筋が凍る、戦慄の怪異譚!!
作者 | 三津田 信三 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2013年11月22日 |
『のぞきめ』
辺鄙な貸別荘地を訪れた成留たち。謎の巡礼母娘に導かれるように彼らは禁じられた廃村に紛れ込み、恐るべき怪異に見舞われる。民俗学者・四十澤が昭和初期に残したノートから、そこは“弔い村”の異名をもち“のぞきめ”という憑き物の伝承が残る、呪われた村だったことが明らかとなる。作家の「僕」が知った2つの怪異譚。その衝撃の関連と真相とは!?何かに覗かれているーそんな気がする時は、必ず一旦本書を閉じてください。
作者 | 三津田 信三 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2015年03月25日 |
読者の皆様、いかがでしたでしょうか?今回は、異形が登場する不気味な小説を10作品ご紹介しました。恐怖や不安、そして驚きなど読者をひきつける要素がたっぷり詰まった作品ばかりです。
おそらく、本記事を読み進むうちに、すでにいくつかの作品が気になったのではないでしょうか?それはぜひ、一度手に取ってみていただきたいと思います。このような作品は、心の奥底に何かを揺り動かす力があると私は感じています。
また、ホラーに興味のない方でも、描かれるストーリーに魅了されること間違いありません。それぞれの作品には、「あれ?何が起こったのかわからない」という謎や、「こうなるだろう」と思っていたのとは違う展開にドキドキする瞬間がたくさんあります。
最後に、もう一度ご紹介したいのは「ぼぎわんが、来る」。この作品は、私自身も読んだ際に非常に衝撃を受けました。物語が進むにつれて、どんどんと不気味さが増していき、最後は鳥肌が立つような結末が待ち受けています。
是非、興味を持たれた方は手に取っていただき、ぜひ、作品の世界観に浸っていただけたらと思います。それでは、また次回のおすすめ作品紹介記事でお会いしましょう!
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