人類学を簡単に学べる本 おすすめ5選
あなたが一体どういった存在なのか、想像したことはありますか?人類学の世界は、まさにそんな自問自答を導く教科書です。人間の起源から文化、習慣までを探求し、辿り着く答えは一人ひとりで異なるのが魅力です。今回は、そんな広大な学問をやさしく理解できる本を5冊セレクトしました。アカデミックな内容もイラストや図解が豊富な一冊なら初学者でも楽しく読めますよ。また、物語形式で展開する本なら人類学を身近に感じられます。何より大切なのは、自分自身をより深く知ること。その一助になれば幸いです。
『はじめての人類学』
作者 | 奥野,克巳,1962- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2023年08月 |
『人類学とは何か』
他者と向き合い、ともに生きるとは、どういうことか。人類学は、未来を切り拓くことができるのか。インゴルドの思想の核心にして最良の人類学入門。
作者 | ティム・インゴルド/奥野 克巳/宮崎 幸子 |
---|---|
価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 亜紀書房 |
発売日 | 2020年03月31日 |
『人類学入門』
作者 | 吉田禎吾/寺田和夫 |
---|---|
価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | 東京大学出版会 |
発売日 | 1974年月 |
『人類学大図鑑 = VISUAL BOOK OF THE ANTHROPOLOGY』
作者 | |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | ニュートンプレス |
発売日 | 2022年10月 |
『人類学と骨 日本人ルーツ探しの学説史』
欧州に学びながら独自の発展を遂げた日本の人類学。帝国日本の支配拡大と連動して、北海道、琉球に始まり、樺太、台湾、満洲、モンゴル、そしてウイグルへと踏査を拡げ、各地で大量の人骨を収集してきた。その核心にあったのは、「日本人の原郷探し」への熱望である。最先端のデジタル技術によるゲノム解析が考古学などの定説を書き換え、民族や先住性をめぐる問いを引き起こしている現在、植民地支配の中で得られた人骨を、そのまま研究資源としてよいのか。「帝国の学知」の知られざる歴史を追い、研究と倫理の新たな課題に着目する。
作者 | 楊 海英 |
---|---|
価格 | 2310円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2023年12月25日 |
以上、人類学に関する知識を身につけることができるおすすめの5冊をご紹介しました。それぞれ違った視点から人類学を捉えているので、読むごとに新たな発見があることでしょう。中には、専門的な内容が多く盛り込まれているものもありますが、著者のわかりやすい解説のおかげで、初心者でも楽しみながら理解することができます。
たとえば、歴史的視野から人間の生活や文化、社会を考察している本や、小説のような面白さで人類の進化を描いている本など、どれも一読の価値ありです。漫画形式で分かりやすく描かれている本もあるので、普段あまり本を読まない方にもおすすめです。
人間とは何か、なぜ私たちはここに存在するのか、といった大きな問いについて考えるきっかけを、これらの本は提供してくれます。もしかしたら、あなたの視野はこれらの本を通して、大きく広がるかもしれません。
そして何より、人類学は他の学問と違い、私たち自身が学問の対象であるという点で特異な存在でもあります。そのため、知識を身につけることで自己理解を深めることができ、自身の行動や思考について新たな視角を得ることもできると思います。
以上の5冊は、まずは手始めに読んでみて、あなたの興味や関心に合わせて選び、深く学んでみてはいかがでしょうか。きっと新たな知識と共に、新しい自分を発見する旅になるはずです。今回ご紹介した本たちが、あなたの人類学への理解を一歩進める手助けになれば幸いです。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。