このミスおすすめ1

ミステリー好きなら一度は読んで頂きたい作品をご紹介します。物語は一軒の離れた豪邸で起こる連続殺人事件から始まります。そして登場する8人の犠牲者と8人の容疑者。その構成からも、伝統的な"密室"パズルに挑んでいることが伺えますが、その驚きの結末と、著者が提示する"ミステリー小説のための10の法則"が完璧に反映されている点も見どころです。また、その見事なプロット展開は謎解き好きの心をくすぐること間違いなし!ミステリーの熱狂を再認識させてくれる一冊、間違いなくオススメですよ。
『謎の香りはパン屋から』

2025年
第23回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作
クロワッサン、フランスパン、シナモンロール、チョココロネ、カレーパン…
焼きたてのパンの香りが広がる〈日常の謎〉ミステリー!
選考委員絶賛!
「全体を包む空気感が魅力的」--大森望(翻訳家・書評家)
「おいしそうなパンの魅力で読ませる」--香山二三郎(コラムニスト)
「読者のもてなし方を分かっている」--瀧井朝世(ライター)
「決め手は、この味わいの心地よさだ」--吉野仁(書評家)
(あらすじ)
大学一年生の市倉小春は漫画家を目指しつつ、大阪府豊中市にあるパン屋〈ノスティモ〉でアルバイトをしていた。あるとき、同じパン屋で働いている親友の由貴子に、一緒に行くはずだったライブビューイングをドタキャンされてしまう。誘ってきたのは彼女のほうなのにどうして?
疑問に思った小春は、彼女の行動を振り返り、意外な真相に辿りつく……。パン屋を舞台とした〈日常の謎〉連作ミステリー!
作者 | 土屋うさぎ |
---|---|
価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2025年01月10日 |
『ファラオの密室』

作者 | 白川尚史 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 |
『爆弾』

★★★映画化決定!★★★
出演:山田裕貴、伊藤沙莉、染谷将太、渡部篤郎 ほか
監督:永井聡
突きつけられる、覚悟はあるか。
2025年 全国ロードショー!
★★★数々の受賞歴★★★
◎第1位!『このミステリーがすごい! 2023年版』(宝島社)◎
◎第1位!『ミステリが読みたい! 2023年版』(ハヤカワミステリマガジン2023年1月号)国内篇◎
◎第167回直木賞候補作◎
◎各書評で大絶賛!!◎
☆☆☆
東京中に爆弾。怪物級ミステリー!
自称・スズキタゴサク。
取調室に捕らわれた冴えない男が、
突如「十時に爆発があります」と予言した。
直後、秋葉原の廃ビルが爆発。
爆破は三度、続くと言う。
ただの“霊感”だと嘯くタゴサクに、
警視庁特殊犯係の類家は情報を引き出すべく知能戦を挑む。
炎上する東京。拡散する悪意を前に、正義は守れるか。
【業界、震撼!】
著者の集大成とも言うべき衝撃の爆弾サスペンスにしてミステリの爆弾。取扱注意。
ーー大森望(書評家)
この作家は自身の最高傑作をどこまで更新してゆくのだろうか。
ーー千街晶之(書評家)
登場人物の個々の物語であると同時に、正体の見えない集団というもののありようを描いた力作だ。
ーー瀧井朝世(ライター)
この作品を読むことで自分の悪意の総量がわかってしまう。
ーー櫻井美怜(成田本店みなと高台店)
爆風に備えよ。呉勝浩が正義を吹き飛ばす。
ーー本間悠(うなぎBOOKS)
自分はどちらの「誰か」になるのだろう。
ーー山田麻紀子(書泉ブックタワー)
作者 | 呉 勝浩 |
---|---|
価格 | 1067円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2024年07月12日 |
『容疑者Xの献身』

天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、2人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
作者 | 東野 圭吾 |
---|---|
価格 | 803円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2008年08月 |
『レモンと殺人鬼』

作者 | くわがき,あゆ,1987- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2023年04月 |
それでは、今回ご紹介させていただいた作品についての感想を締めくくりたいと思います。この作品は緻密なプロット、リアリティあふれる登場人物、そして一瞬たりとも気を抜かせないサスペンス感で、読者の心を掴みます。ストーリーは予想がつきにくく、次から次へと巧みに導かれる展開は「このミス」ならではです。そしてその真骨頂ともいえるラストのオチ、まさに圧巻の一言にふさわしい驚きを皆さまにもぜひ味わっていただきたいです。
視覚的に楽しむことのできる漫画と違い、文字だけで描かれる小説の世界は、あなたの想像力を最大限に働かせることで一層豊かな世界を生み出します。これまで小説に興味がなかった方も、この作品によってその魅力に気づくかもしれません。そしてすでに小説好きの方にとっては、間違いなく「ああ、これぞこのミス!」と心から感じられる一作だと自信をもってお伝えできます。
誤解を恐れずに言ってしまえば、この作品を読むことで「物語」に対する視点がひとつ増えるでしょう。「読む」とは一見受け身な行為ですが、実は積極的に物語を創り出す営みでもあります。だからこそ、皆様にはこの作品を読んで、自分自身の価値観を揺さぶり、自分の思考を広げ、新たな可能性にチャレンジしていただきたいと思います。
ただし、勘違いしていただきたくないのは、この作品が難解であるということではありません。作品内の描かれている人間の様々な感情や、現実と虚構の境界線を巧みに揺らす描写は、普遍的なテーマを深く突き詰めた内容になっており、多くの人たちがリアルに感じられるものとなっています。登場する登場人物たちもまた、読者それぞれに思い入れや共感を生む魅力的なキャラクター造形となっています。
これからも続々と良質な作品が登場してくるであろう「このミス」シリーズ。ですが、この作品はその中でも特別な一冊であります。あなたが次に手にする一冊にぜひ選んでいただければ幸いです。それでは、読む楽しみ、そして驚きの連続が待っているその世界へ、皆様。お先にどうぞ。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。