これ読めば間違いない小川糸作品8選
小川糸先生の作品は、どれも心に深く刺さるものばかり。人間の機微を繊細に描き出し、読み手を引き込む力を持っています。日常の風景が美しく描かれ、そこに生きる人々の喜びや苦しみが感じられます。そして、まるで自分が主人公になったかのような共感を呼び起こすのが小川糸作品の魅力。心理描写に定評があり、物語を通じて自己を見つめ直すきっかけを与えてくれます。感動的なエンディングも見逃せません。間違いなく一度は読んで欲しい作品ばかり。ぜひ小川糸作品の世界に浸ってみてください。
『ライオンのおやつ』
人生の最後に食べたいおやつは何ですかー若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。食べて、生きて、この世から旅立つ。すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。2020年本屋大賞第2位。
作者 | 小川 糸 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2022年10月06日 |
『ツバキ文具店』
鎌倉で小さな文具店を営むかたわら、手紙の代書を請け負う鳩子。今日も風変わりな依頼が舞い込みます。友人への絶縁状、借金のお断り、天国からの手紙…。身近だからこそ伝えられない依頼者の心に寄り添ううち、仲違いしたまま逝ってしまった祖母への想いに気づいていく。大切な人への想い、「ツバキ文具店」があなたに代わってお届けします。
作者 | 小川糸 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2018年08月03日 |
『キラキラ共和国』
亡き夫からの詫び状、憧れの文豪からのラブレター、大切な人への遺言…。祖母の跡を継ぎ、鎌倉で文具店を営む鳩子のもとに、今日も代書の依頼が舞い込みます。バーバラ婦人や男爵とのご近所付き合いも、お裾分けをしたり、七福神巡りをしたりと心地よい距離感。そんな穏やかで幸せな日々がずっと続くと思っていたけれど。『ツバキ文具店』続編。
作者 | 小川糸 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2019年08月06日 |
『椿ノ恋文』
大好きなあなたに会いたい。でも、会えない。大切なあなたへ伝えたい。でも、伝えられない。そんなあなたの想いを、鎌倉のツバキ文具店の店主・鳩子が代書させていただきます。
作者 | 小川 糸 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2023年11月01日 |
『さようなら、私』
中学時代の同級生が自殺した。お別れ会のために帰郷した私は、七年振りに初恋の相手ナルヤに再会する。昔と変わらぬ笑顔を向けてくれる彼だったが、私は不倫の恋を経験し、夢に破れ仕事も辞めてしまっていた。そんな私をナルヤが旅に誘い…。会社が嫌い、母親が嫌い、故郷が嫌い。でも、こんな自分が一番嫌いだった。だから私は旅に出ることにした。
作者 | 小川糸 |
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価格 | 586円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2013年02月 |
『食堂かたつむり』
同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、倫子はさらに声をも失う。山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった。巻末に番外編収録。
作者 | 小川 糸 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2015年01月02日 |
『にじいろガーデン』
夫との関係に悩む泉は、ある日女子高生の飛び込み自殺を止める。事情を聞いているはずが、知らず知らずのうちに自らの身の上話をしていた泉。やがて二人は魅かれ合い、お互いをかけがえのない存在だと知る。家族として共に歩むことを決意し、理想の地を求めて山里へ移り住んだタカシマ家は、母二人、子二人での生活を始めてー。たくさんの喜びを紡いだ一家の軌跡を描く、愛と再生の感動長編。
作者 | 小川 糸 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2017年05月19日 |
『つるかめ助産院』
夫が姿を消して傷心のまりあは、一人訪れた南の島で助産院長の鶴田亀子と出会い、予想外の妊娠を告げられる。家族の愛を知らずに育った彼女は新しい命を身ごもったことに戸惑うが、助産院で働くベトナム人のパクチー嬢や産婆のエミリー、旅人のサミーや妊婦の艶子さんなど、島の個性豊かな仲間と美しい海に囲まれ、少しずつ孤独だった過去と向き合うようになりー。命の誕生と再生の物語。
作者 | 小川 糸 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2012年06月 |
以上、小川糸さんの作品8選をご紹介させて頂きました。読んでいるだけで、言葉の優しさ、時に切なさが胸に迫り、手にとったその瞬間からあなたの心をじっくりと紡いでくれる作品ばかりです。
小川糸さんの物語世界には、ひとりひとりの人生のすっきりしない葛藤や悲しみ、喜び、然りとありありと描かれています。その優しい文体に包まれながら、人間の様々な感情を描く力には本当に驚かされます。わたしも何度も何度も読み返して、その度に新しい発見や気づきがあり、小川糸さんの作品の奥深さを改めて感じました。
ここに紹介した作品は、どれも小川糸さんの繊細な描写と心に響くストーリーテリングが醸し出す、心温まる世界を楽しむことができます。また、何気ない日常の中に深い洞察やユーモラスな視点を見つけることができるのも、彼女の作品の魅力の一つです。
それぞれの作品が持つ個性と、その中に込められたメッセージを感じてみてください。そして、あなた自身の心で感じ、理解し、共感できる部分は小さな一部分でも大きな全体でも構いません。それがあなたと作品との新たな価値を創出するきっかけとなるはずです。
今回紹介した作品は、ただの一部に過ぎません。小川糸さんの持つ無尽蔵なる世界観があなたの日々を一層豊かに彩ることでしょう。これからも小川糸さんの作品を手にとって、その世界に浸ってみてください。きっと新たな風景や感動があなたを待っています。読書の時間を有意義なものにしてくれること、間違いないですよ。
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