中学生の読書感想文におすすめの本(小説) 6選

そろそろ夏休み。中学生の皆さんにおすすめの小説6選を紹介します。まず1冊目は、遠い未来の世界を描いたSF作品。誰もが共感できる思いやりの大切さを教えてくれます。次は、悲しみを通して真実を見つけ出す青春小説。泣きながら笑える感動作です。
3冊目には歴史に興味のある方にピッタリ。異なる価値観を持つ人間が交わる現場を描いています。4冊目は現代日本を舞台にした物語。身近な事象を通じて社会問題を考えざるを得ません。
最後の2冊は、異世界ファンタジー。登場人物の成長と共に物語が進むスピード感にせつなさも加わりおもしろいです。これらの作品はすべて感想文を書くための魅力的な話題に満ちています。ぜひ手に取ってみてくださいね。
『成瀬は天下を取りにいく』

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。各界から絶賛の声続々、いまだかつてない青春小説! 中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない! 話題沸騰、圧巻のデビュー作。
作者 | 宮島 未奈 |
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価格 | 1705円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2023年03月17日 |
『リカバリー・カバヒコ』

新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。近くの公園にある古びたカバの遊具・カバヒコには、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説が。アドヴァンス・ヒルの住人は、悩みをカバヒコに打ち明ける。成績不振の高校生、ママ友と馴染めない元アパレル店員、駅伝が嫌な小学生、ストレスから休職中の女性、母との関係がこじれたままの雑誌編集長。みんなの痛みにやさしく寄り添う、青山ワールドの真骨頂。
作者 | 青山美智子 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2023年09月21日 |
『かがみの孤城』

あなたを、助けたい。
学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていたーー
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。
作者 | 辻村 深月 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2017年05月09日 |
『カラフル』

作者 | 森,絵都,1968- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2007年09月 |
『世界から猫が消えたなら』

ついに映画化決定!
郵便配達員として働く三十歳の僕。ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。その男は自分が悪魔だと言い、奇妙な取引を持ちかけてくる。
「この世界からひとつ何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得ることができる」
僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計……そして、猫。
僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。
二〇一三年本屋大賞ノミネートの感動作が、待望の文庫化、映画化!
作者 | 川村元気 |
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価格 | 682円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2014年09月18日 |
『チルドレン』

作者 | 伊坂,幸太郎,1971- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2007年05月 |
それでは、今回は中学生のみなさんにおすすめの本を6冊、ご紹介させて頂きました。それぞれ異なるテーマと作風が特徴的で、どれもそれぞれの世界観に引き込まれる作品群となっています。どの作品も一読の価値ありです。
あえて言うなら、どの本を選ぶかは、自分が何を感じ、何を考えたいかによるところが大きいでしょう。一冊一冊が持つメッセージやテーマを、自分なりに読み取ってみてください。それはきっと、読書感想文を書く上での大きな糧となるはずです。
また、本を読むということは、新しい世界を知ること。新しい視点を持つための第一歩でもあります。今回ご紹介した6冊が、みなさんの視野を広げ、新たな発見に繋がるきっかけとなることを心より願っています。
もちろん、今回は6冊の中から選んでご紹介させていただきましたが、たくさんの本が世の中にはあります。自分が興味を持ったもの、読んでみたいと思ったものを積極的に手にとってみてください。本との出会いは、自分自身との出会いでもありますし、未知なる世界への一歩を踏み出すきっかけともなります。
そして何よりも、本の中には楽しみと発見が詰まっています。それこそが読書の醍醐味であり、一冊一冊の本があなたの人生を豊かに彩ってくれることでしょう。それでは、素敵な本との出会いがありますように。
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