アートシーンを描く!現代アート小説おすすめ20選「たゆたえども沈まず」「ユア・プレゼント」など名作をご紹介

現代アートの世界へようこそ。一部では理解しきれないと嘆く声も聞こえますが、それこそが現代アートの魅力。その神秘的な世界を、今回は小説で紹介します。それぞれの作者が、一風変わった芸術家達の内面や奔放な創作活動を描き出しています。一つの作品が生まれるまでの過程や、観る側の感じた思いなど、読み進めるごとに新たな発見が待っています。心地よくてきめ細やかな筆致で綴られた20作品が、あなたを現代アートの深淵へと誘います。ぜひ、芸術が織りなす物語に触れてみてください。きっと新たな世界が広がるはずですよ。
『たゆたえども沈まず = FLUCTUAT NEC MERGITUR』
| 作者 | 原田,マハ |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 幻冬舎 |
| 発売日 | 2017年10月 |
『ユア・プレゼント』
| 作者 | 青山 美智子/U-ku |
|---|---|
| 価格 | 1350円 + 税 |
| 発売元 | PHP研究所 |
| 発売日 | 2022年12月20日 |
『ダ・ヴィンチ・コード(上)』
ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描〈ウィトルウィウス的人体図〉を模した形で横たわっていた。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められる。現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く……。
| 作者 | ダン・ブラウン/越前 敏弥/片岡 忠彦 |
|---|---|
| 価格 | 968円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2006年03月10日 |
『システィーナ・スカル : ミケランジェロ聖堂の幻』
| 作者 | 柄刀,一,1959- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 実業之日本社 |
| 発売日 | 2013年12月 |
『歪んだ名画 : 美術ミステリーアンソロジー』
| 作者 | 赤江,瀑,1933-2012 泡坂,妻夫,1933-2009 恩田,陸,1964- ほか |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 朝日新聞出版 |
| 発売日 | 2021年01月 |
『モディリアーニの恋人 (とんぼの本)』
| 作者 | 橋本 治/宮下 規久朗 |
|---|---|
| 価格 | 1540円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 |
『青のアウトライン 天才の描く世界を凡人が塗りかえる方法 (富士見ファンタジア文庫)』
| 作者 | 日日 綴郎/むっしゅ |
|---|---|
| 価格 | 673円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2022年01月20日 |
『きみが忘れた世界のおわり』
| 作者 | 実石,沙枝子,1996- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2022年10月 |
『天使と悪魔 (上)』
ハーヴァード大の図像学者ラングドンはスイスの科学研究所長からある紋章について説明を求められる。それは十七世紀にガリレオが創設した科学者たちの秘密結社〈イルミナティ〉のものだった。
| 作者 | ダン・ブラウン/越前 敏弥/片岡 忠彦 |
|---|---|
| 価格 | 990円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2006年06月08日 |
『彼女の色に届くまで (角川文庫)』
| 作者 | 似鳥 鶏 |
|---|---|
| 価格 | 673円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2020年02月21日 |
『リボルバー』
| 作者 | 原田,マハ |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 幻冬舎 |
| 発売日 | 2023年07月 |
『名画に見る「悪」の系譜』
| 作者 | 中野京子 |
|---|---|
| 価格 | 1782円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2024年08月29日 |
『広重ぶるう』
描きたいんだよ、おれが見てきた江戸の青空をーー。〈青の浮世絵師〉歌川広重が謳歌した遅咲き人生! 美人画は「色気がない」、役者絵は「似ていない」と酷評されてばかりの歌川広重。鳴かず飛ばずの貧乏暮らしのなか、舶来の高価な顔料「ベロ藍」の、深く澄み切った色味を目にした広重は、この青でしか描けない画があると一念発起する。葛飾北斎、歌川国貞が人気を博した時代に、日本の美を発見した名所絵で一世を風靡し、遠くゴッホをも魅了した絵師の、比類なき半生を描く傑作長編。
| 作者 | 梶 よう子 |
|---|---|
| 価格 | 2310円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2022年06月01日 |
『線は、僕を描く』
| 作者 | 砥上,裕將,1984- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2019年07月 |
『スピニー通りの秘密の絵』
ニューヨークのメトロポリタン美術館を庭のようにして育ってきたセオの人生は、ある日とつぜん大きく変わってしまう。生活の支えだった祖父が事故で亡くなったからだ。最期に「卵の下を探せ」という謎めいたことばを残して。手がかりをひとつ見つけるたび、謎はますます深まるばかり。そして、思いもかけない歴史の暗部にまで・・・・・・。13歳の少女が活躍する極上の美術歴史ミステリー。
| 作者 | ローラ・マークス・フィッツジェラルド/著 千葉茂樹/訳 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | あすなろ書房 |
| 発売日 | 2016年11月17日 |
『海は地下室に眠る』
稲毛海岸近くの古い洋館・伝兵衛邸の地下から、正体不明の絵画が発見された。ドレスを翻し踊る女を描いたその絵は、過去にこの地域で流行っていた“赤いドレスの女”の怪談を思い出させるという。
学芸員のひかりは、絵について調べようとしていたところに映像作家の黒砂からある資料を預かる。千葉一の花街として栄えた蓮池にまつわるインタビューを集めたその資料では、ひかりの祖母が”流転の王妃”として知られる嵯峨浩との戦前戦中期の交流について語っていた。
地下室の絵画と祖母の過去、そして“赤いドレスの女”の怪談。欠片をひとつずつ紐解くと、運命に翻弄された女たちの秘められた過去が明らかになるーー。
| 作者 | 清水 裕貴 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2023年01月30日 |
『クローディアの秘密 (岩波少年文庫)』
| 作者 | E.L.カニグズバーグ/松永 ふみ子 |
|---|---|
| 価格 | 748円 + 税 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2022年06月23日 |
『赤と青とエスキース』
2022年本屋大賞2位
2021年本屋大賞2位『お探し物は図書室まで』の著者、新境地にして勝負作!
メルボルンの若手画家が描いた一枚の「絵画(エスキース)」。
日本へ渡って三十数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいくーー。
二度読み必至! 仕掛けに満ちた傑作連作短篇。
●一章 金魚とカワセミ
メルボルンに留学中の女子大生・レイは、現地に住む日系人・ブーと恋に落ちる。彼らは「期間限定の恋人」として付き合い始めるが……。
●二章 東京タワーとアーツ・センター
30歳の額職人・空知は、淡々と仕事をこなす毎日に迷いを感じていた。そんなとき、「エスキース」というタイトルの絵画に出会い……。
●三章 トマトジュースとバタフライピー
漫画家タカシマの、かつてのアシスタント・砂川が、「ウルトラ・マンガ大賞」を受賞した。雑誌の対談企画のため、二人は久しぶりに顔を合わせるが……。
●四章 赤鬼と青鬼
パニック障害が発症し休暇をとることになった51歳の茜。そんなとき、元恋人の蒼から連絡がきて……。
| 作者 | 青山 美智子 |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | PHP研究所 |
| 発売日 | 2021年11月11日 |
『放課後美術室 (スターツ出版文庫)』
| 作者 | 麻沢奏 |
|---|---|
| 価格 | 550円 + 税 |
| 発売元 | スターツ出版 |
| 発売日 | 2016年10月19日 |
『月と六ペンス (光文社古典新訳文庫)』
| 作者 | モーム/土屋 政雄 |
|---|---|
| 価格 | 990円 + 税 |
| 発売元 | 光文社 |
| 発売日 | 2014年08月08日 |
それぞれの作品は、画一的な規定に縛られることなく、アートというものが持つ無限の可能性を鮮やかに描き出しています。自由な発想、色彩豊かな表現力、繊細な感情の揺れ動きも、絶妙に描かれ、読む者の心に深く刻み込まれることでしょう。
アートとは人間の感情や思考の集積であり、それを表現するのは作品そのものです。作者の想像力が、読者に新たな視点を提示し、心にさまざまな影響を及ぼします。静かな感動や、鮮烈な衝撃、思わず苦笑してしまうようなユーモラスな表現も、それぞれの作品の価値を高めている点に気付くはずです。
そして、自分自身がアートの現場に身を置いてみたいと思ったり、逆に全く理解できない世界がそこに広がっているのかもしれません。それでも、そのすべてがアートという無限の可能性から生まれてきたものであり、またそこから新たな可能性が生まれてくることでしょう。
さまざまなアート作品を通じて、自分自身の感性や想像力を刺激し、深めていくことで、より豊かな人間へと成長していけるのではないでしょうか。
自分が感じ取れる範囲を超えた世界が、作品を読むことによって見えてくる。それが文学の力ですし、それこそがアートの魅力なのかもしれません。これらの作品に触れ、その力をぜひ自分のものにしてみてください。もしかしたら、あなた自身の表現の可能性が広がるかもしれません。
最後に、どの作品も息を呑むような美しさと深みを持っていることを紹介させていただきました。その中には思わず納得したり、反対に疑問を持ったりする場面もあるかもしれませんが、それら全てがあってこその現代アートと言えるでしょう。これらの作品を通じてさまざまな感情を味わい、新たな視点を得てみてください。
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