女の情念と生の強さを読む 有吉佐和子の名作6選|社会派小説の代表作まとめ
『役者廃業・三婆』
有吉さん、あなた小説を書いていなさるんですってねぇーー冬の夜に訪れた鮨屋の職人が語りはじめた、或る天才歌舞伎役者の人生「役者廃業」。金満老人が急死し、残された本妻・妾・小姑の駆け引きと、老いへの恐怖を映し出す「三婆」。攘夷女郎に祭りあげられた華魁・亀遊を描き、戯曲化もした「亀遊の死」。原爆のえぐる傷を克明に刻む「なま酔い」。若き日の著者の才能が輝きを放つ短篇集。『三婆』改題。
| 作者 | 有吉 佐和子 |
|---|---|
| 価格 | 781円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2026年05月28日 |
『青い壷 新装版』
2025年上半期 文庫売上第1位!(日販、トーハン、オリコン調べ)
NHK「おはよう日本」(11・28 )などで話題沸騰
半世紀前に書かれた小説が、累計80万部突破!
昭和も令和も変わらぬ人間模様、リアルな生活描写を
青い壺が絶妙に映し出す、絶対品質保証のエンタメ作。
シングルマザーの苦悩、すれ違う夫婦、
相続争いに悩む娘の言葉を聴いてドキリとする親…
人間の奥深く巣食うドロドロした心理を
小気味よく、鮮やかに描き出す絶品の13話の中には
あなたの知っている人が必ずいます。
「誰かと語り合いたくなる」--
壺にハマる人、ますます増えています!
(内容)
第一話
青磁ひとすじに制作を続ける陶芸家の省造。ある日デパートの注文品とともに焼きあがったその壺は見る者を魅了した。
第二話
定年後、家でぼんやりする夫を持てあました妻は、世話になった副社長へのお礼にデパートで青い壺を買い、夫に持たせた。
第三話
副社長である夫の部下の女性と、甥っ子を見合いさせるため二人を自宅に呼んだ芳江は、今どきの人たちに呆然とする。
第四話
青い壺に美しく花を生けようと奮闘する芳江。孫を連れた娘の雅子が急に帰ってきて、婚家の醜い遺産争いを愚痴るのだが。
第五話
老いて目が見えなくなった母親を東京の狭いマンションに引き取った千代子。思いがけず心弾む生活だったが……。
第六話
夫婦ふたりで、戦後の焼け跡から始めたこぢんまりとしたバア。医師の石田は、「御礼」と書いた細長い荷物を置いて帰った。
第七話
息子の忘れ物としてバアのマダムが届けてくれた壺をみて、老婦人は、
戦時中に外務官僚だった亡き夫との思い出がよみがえり、饒舌に語りだす。
第八話
長女が嫁ぎ、長男はアメリカに留学。姑が他界したある日、夫にレストランに誘われ……
第九話
女学校の卒業から半世紀、弓香は同級生たちと久しぶりに京都で集まる。戦争を経て子育ても終えた彼女たちは、家庭の状況も経済状態もそれぞれで。
第十話
母校だったミッションスクールの初等科に栄養士として就職した、弓香の孫娘の悠子。野菜を食べさせたいと工夫を凝らすが、ある日……。
第十一話
世話になったシスターが45年ぶりにスペインに帰郷するときいた悠子は、青磁の壺をプレゼントする。壺はついに、海をわたる!
第十二話
スペイン旅行中に急性肺炎になったという入院患者の男は、病室に飾った青い壺に触られそうになると、怒鳴るのだった。
第十三話
高名な美術評論家を訪ねた陶芸家の省造。スペインで見つけた「12世紀初頭」の掘り出しものとして、青い壺を見せ
| 作者 | 有吉 佐和子 |
|---|---|
| 価格 | 847円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2011年07月08日 |
『げいしゃわるつ・いたりあの』
若き日の有吉佐和子が、実際に花街を取材して書き上げた渾身の一作。
陰りを見せ始める花柳界の問題を鋭く示しながら、
当時の煌めきをユーモラスに活写した“幻の快作”が、
66年の時を経て初の文庫化!
【内容】
1950年代、東京の花街。
置屋「綾津川」の女あるじ・綾千代のもとに、
正体不明のイタリア系アメリカ人・フランチョリーニから、
芸者遊芸ブロードウェイ公演の話が舞い込んだ。
綾千代はライバル・亀千代とタッグを組み、
芸妓組合での根回しや渡航の金繰りに奔走するが、徐々に暗雲が立ち込める。
売れっ妓・千々代と花奴、
縁あってフランチョリーニの秘書となった
国際電話交換手の能村勢子とその同僚・横井新也、
日本舞踊の家元・梶川猿寿郎らが巻き起こす騒動と恋のさや当てーー。
混迷を極める“ゲイシャガール・ダンシング・ティーム”は、
果たしてアメリカへ行けるのか!?
〈解説〉岩下尚史(作家・國學院大學客員教授)
| 作者 | 有吉佐和子 |
|---|---|
| 価格 | 1100円 + 税 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 | 2025年10月21日 |
『女二人のニューギニア』
文化人類学者で友人の畑中幸子が滞在する、数年前に発見されたシシミン族がクラスニューギニア奥地を訪ねた滞在記。想像を絶する出来事の連続と抱腹絶倒の二人の丁々発止。有吉ファン必読。
・
面白くないところがひとつもない。
50年以上経っても古びない、
奇跡のようなエッセイ。--岸本佐知子さん絶賛!
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そこは全く文明に侵されておらず、野ブタ三匹と女一人の価値は一緒?
有吉センセイ、ついにシシミン族にパンツを縫う……
驚きと抱腹絶倒の滞在記!
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「ニューギニアは、ほんまにええところやで、有吉さん」
文化人類学者の友人、畑中幸子氏に誘われて有吉佐和子は超多忙の1968年、
第二の故郷であるインドネシア滞在後に足を延ばす。そこは飛行機からセスナに乗り換え、セスナを降りたあと丸3日間歩いて辿りついたニューギニアの奥地、ヨリアピだった。文明に侵されていないシシミン族が住む地ヨリアピでの驚きの連続と抱腹絶倒の滞在記。
◎解説=平松洋子
| 作者 | 有吉 佐和子 |
|---|---|
| 価格 | 990円 + 税 |
| 発売元 | 河出書房新社 |
| 発売日 | 2023年01月10日 |
『非色』
| 作者 | 有吉,佐和子,1931-1984 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 河出書房新社 |
| 発売日 | 2020年11月 |
『閉店時間』
| 作者 | 有吉,佐和子,1931-1984 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 河出書房新社 |
| 発売日 | 2022年06月 |
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