夏休みに読みたい! 船の本

夏休みの一冊にいかがですか?その舞台は広大な海、主役は一艘の船。荒波を乗り越え、未知なる世界へと突き進む皆さんの冒険心をくすぐる一冊です。船長の絶妙な手練手管や乗組員たちの絆、それぞれの個性が織りなす人間模様、そして時折差し込む海の恵みや厳しさ。物語は読む者を海賊にし、大海原へ誘います。海賊のロマンと船上生活のリアルを描きつつ、人間の本質や生きる意味、正義や信義について考えさせる作品です。海の香りが漂いそうなこの一冊で、気軽に夏の冒険を始めてみませんか?
『図説船の歴史』

作者 | 庄司,邦昭,1948- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2010年07月 |
『人類の歴史を作った船の本』

人類の歴史に大きな役割を果たしてきた船を、文明の起源から現代まで細部にこだわったイラストを中心に紹介。乗り物好きの子どもから、日本史や世界史を学ぶ小中高学生、歴史や船マニアの大人までまで幅広く楽しめる内容。これからグローバルな視野を求められる子ども達への「考えの種」を蒔く1冊。豆知識、年表、用語解説付き。
第一章人類の歴史を作った船
人類は船で世界へ。船の進化と人類の歴史。海でつながった縄文時代。日本に牛も馬もいなかった。船は残らない。船の始まり。船はなぜ生まれたか。どうやって船を動かしたか。風の利用。ヨーロッパで発達した大型の帆船。帆船時代の海は大冒険。蒸気船の誕生。さまざまな動力で進む今の船。
第二章古代ヨーロッパの船の歴史
ピラミッドは船が作った。船でひとつになった地中海。地中海とヨーロッパの船。
第三章古代アジアの船の歴史
大航海前夜の世界の海。中国の統一と船。鄭和の大航海。日本の船の歴史。戦国時代と軍船。閉じられた海。鎖国と内航の時代。
第四章大航海時代
ヨーロッパの大航海時代。つぎつぎと「発見」される世界。帆船と大砲の時代。海の利益をめぐって。帆船の時代。帆船時代の終わり。
第五章近代の船の歴史
19世紀のアジアの海。ペリー来航と開国。世界に船出した日本。大きな鉄の船の時代。第2次世界大戦と船。日本と太平洋戦争。戦争を左右した船。九州沖に散る大和の悲劇。平和の戻った海。世界を結ぶいろいろな船。海は資源の宝庫。平和な海を作るために。海のルールと安全。
海と船の豆知識。用語解説
作者 | ヒサ クニヒコ |
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価格 | 3300円 + 税 |
発売元 | 子どもの未来社 |
発売日 | 2016年01月25日 |
『船ー引合から解船まで』

作者 | 関西造船協会 |
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価格 | 2970円 + 税 |
発売元 | 海文堂出版 |
発売日 | 2007年09月 |
それでは、ここまで幾つかの作品をご紹介してきましたが、いかがでしょうか。海を舞台とした物語たちは、夏休みにぴったりの冒険心をくすぐってくれるものばかり。読んでいると、自分もどこか遠くの海へと旅立ってしまったかのように、潮風を感じることができるのではないでしょうか。
船の旅は、出会いと別れ、危機と脱出、そして成長の象徴でもあります。主人公たちが船旅を通じて体験するリアルなドラマを感じて、まるで自分も一緒に冒険をしているかのような感覚を味わえるでしょう。また、どの作品も一貫しているのがキャラクター同士の絆。嵐が吹き荒れる海上でも、絆が彼らを繋ぎ止め、前に進む力になります。
オススメの作品は、どれも船旅にまつわる数々のエピソードを描きながら、読者に夢と冒険のエキサイティングな世界をプレゼントしてくれます。海賊の冒険にロマンを感じる方もいれば、謎解き要素に引き込まれる方もいると思います。子供の頃に抱いた「海へ行きたい」「船に乗りたい」というワクワク感と、大人になってからの「冒険を始めたい」という願望が同時に呼び覚まされる、そんな体験をぜひこの夏休みに味わってみてください。
最後に、夏休みはやはり読書の季節。暑い日が続くこの時期には、涼しい屋内で好きな本を片手に非日常を味わうのも一興。海辺で風を感じながら読むのもまた良し。ぜひ、自分の過ごし方に合わせて、船をモチーフにした本達との時間を楽しんでみてください。あなたの素敵な夏休みが、これらの本と共にさらに華やかなものになりますように!
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