サスペンスとロマンスが交錯する!おすすめ異色小説
サスペンスとロマンス、一見すると相反するジャンルがこの一冊に凝縮されています。主人公は普通の青年。だけど、彼の恋人はなんと有名なミステリー作家!静かな日々も束の間、彼女の持つ謎解きのチカラによって事件が次々と巻き起こります。鮮やかに描かれた恋愛模様の背後で巧妙に繋がれるサスペンスの肝、その二つが絶妙に絡み合います。節々に散りばめられたヒントを頼りに物語の結末を予想し、ときには主人公たちと共に心を痛める。そんな体験が待っています。必読ですよ!
『栞と嘘の季節』
ベストセラー『本と鍵の季節』(図書委員シリーズ) 待望の続編!
直木賞受賞第一作
猛毒の栞をめぐる、幾重もの嘘。
高校で図書委員を務める堀川次郎と松倉詩門。
ある放課後、図書室の返却本の中に押し花の栞が挟まっているのに気づく。
小さくかわいらしいその花はーー猛毒のトリカブトだった。
持ち主を捜す中で、ふたりは校舎裏でトリカブトが栽培されているのを発見する。
そして、ついに男性教師が中毒で救急搬送されてしまった。
誰が教師を殺そうとしたのか。次は誰が狙われるのか……。
「その栞は自分のものだ」と嘘をついて近づいてきた同学年の女子・瀬野とともに、ふたりは真相を追う。
直木賞受賞第一作は、著者の原点とも言える青春ミステリ長編!
著者略歴
米澤穂信 (よねざわ・ほのぶ)
1978年岐阜県生まれ。2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞しデビュー。『氷菓』をはじめとする〈古典部〉シリーズはアニメ化、漫画化、実写映画化され、ベストセラーに。
2011年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。2014年『満願』で第27回山本周五郎賞を受賞。2021年『黒牢城』で第12回山田風太郎賞を受賞、さらに2022年同作で第166回直木賞、第22回本格ミステリ大賞を受賞。2025年〈小市民〉シリーズで第10回吉川英治文庫賞を受賞。
『満願』と2015年刊行の『王とサーカス』はそれぞれ3つの年間ミステリランキングで1位に輝き、史上初の2年連続3冠を達成した。さらに『黒牢城』は史上初めて4つの年間ミステリランキングを制覇。
| 作者 | 米澤 穂信 |
|---|---|
| 価格 | 990円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2025年06月20日 |
『medium 霊媒探偵城塚翡翠 (講談社文庫)』
| 作者 | 相沢沙呼 |
|---|---|
| 価格 | 990円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2021年09月15日 |
『方舟 (講談社文庫)』
| 作者 | 夕木春央 |
|---|---|
| 価格 | 913円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2024年08月09日 |
『十戒 (講談社文庫)』
| 作者 | 夕木春央 |
|---|---|
| 価格 | 913円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2025年08月08日 |
『世界でいちばん透きとおった物語』
衝撃のラストにあなたの見る世界は『透きとおる』。大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、そのうちの一人と子供までつくっていた。それが僕だ。「親父が『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を死ぬ間際に書いていたらしい。何か知らないか」宮内の長男からの連絡をきっかけに始まった遺稿探し。編集者の霧子さんの助言をもとに調べるのだがーー。予測不能の結末が待つ、衝撃の物語。
| 作者 | 杉井 光 |
|---|---|
| 価格 | 737円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2023年04月26日 |
『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』
| 作者 | 東野,圭吾,1958- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 光文社 |
| 発売日 | 2023年11月 |
『代償 (角川文庫)』
| 作者 | 伊岡 瞬 |
|---|---|
| 価格 | 792円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2016年05月25日 |
『ボトルネック』
亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した…はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。そんな「若さ」の影を描き切る、青春ミステリの金字塔。
| 作者 | 米澤 穂信 |
|---|---|
| 価格 | 693円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2009年10月 |
『いけない (文春文庫)』
| 作者 | 道尾 秀介 |
|---|---|
| 価格 | 710円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2022年08月03日 |
以上、サスペンスとロマンスが見事に交錯する異色の小説をご紹介しました。この作品には、複雑な筋書きと巧妙なトリック、そして深い人間性が詰まっています。登場するキャラクターたちは皆、驚くほどリアルで、各々が抱えている思考や感情がひとりひとり独特。そんな彼らの中には、あなたもきっと自分を見つけることができるはずです。
物語の主軸となるサスペンス部分は、どんでん返しの連続で息つく暇さえないほど。しかし、そこに絡むキャラクター同士のロマンスがまた絶妙で、それだけで一つの壮大な物語になっています。キャラクター同士の言葉のやり取り、視線の交錯、すれ違う思い・・・それらが巧みに描かれていて、読者を一瞬も飽きさせません。
そして最後に、この作品の魅力はそれだけではありません。クライマックスに向かうほどに増していく緊張感とともに、深く人間の心を描いた、感動的なエンディングが待っています。恐らく、あなたはこの小説が終わった瞬間、きっと何度でも読み直したくなることでしょう。
読むことで感じる高揚感と心の揺さぶり、そして思わず口に出してしまう感嘆のため息…。これらを味わうためにも、ぜひこの冒険に踏み出してみてください。驚きと感動のページが、あなたを待っています。サスペンスとロマンスが交錯する異色の世界に、心からの招待状をお届けします。ぜひ、一度は読んでいただきたい一冊です。
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