歴史の裏側まで面白い 司馬遼太郎の名作6選|長編が苦手でも入りやすい代表作
そもそも歴史ってつまらないイメージありますよね?でも、それは間違っています。私が今回皆さんにおすすめしたいのは、誰もが知るあの司馬遼太郎さんの名作6選。彼の筆によって、あの歴史上の人物たちが、まるで目の前にいるかのようなリアルさ。戦の喧騒を感じ、時代の流れを巡らせることができるんです。彼の作品は長編ですが、驚くほど読みやすく、どんどん物語に引き込まれていきます。さあ、これから過去へタイムトラベル。皆さんもぜひ一緒に歴史の裏側を探しに行きましょう!
『燃えよ剣』
司馬遼太郎による国民的ベストセラー、映像化に合わせて待望の新装版刊行。
俺は今日から武士になるーー。
佐幕派と倒幕派が対立する幕末の激動期。
武州多摩のバラガキだった土方歳三は、近藤勇、沖田総司らとともに、
幕府徴募の浪士組にまじって、京へ向かう。
京都守護職御預の名のもと、「新選組」を結成。
副長・土方は厳しい局中法度を定め、類のない苛烈な軍事集団を創り上げ、
池田屋事件などで、世にその名を轟かせていくーー。
しかし、薩長同盟成立で、時流は一気に倒幕へ。
土方は最後まで激しく抵抗、夢と信念を貫き、江戸、会津、箱館へ向かう。
稀代の男の生涯を巧みな物語展開で描いた、傑作長編。
〈名著が一冊で読める、大変お得な決定版!〉
司馬さんによる「あとがき」、原田眞人監督による特別寄稿「そびえ立つ歴史的遺産『燃えよ剣』を映画化して」を収録。
| 作者 | 司馬 遼太郎 |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2020年04月06日 |
『峠 上巻』
| 作者 | 司馬,遼太郎,1923-1996 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2003年10月 |
『峠 下』
| 作者 | 司馬 遼太郎 |
|---|---|
| 価格 | 880円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2003年10月 |
『梟の城』
| 作者 | 司馬 遼太郎 |
|---|---|
| 価格 | 1155円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2002年11月 |
『余話として』
1979年に刊行以来、いまも版を続ける司馬遼太郎のエッセイ集。
〈活字を大きくした新装版〉
「人間の何事かについて小説の構想を考えているとき、無数の、といっていいほどの無駄ばなしが脳裏を去来する」と司馬さんは「あとがき」で記している。
アメリカの剣客、策士と暗号、武士と言葉、幻術、ある会津人のこと、『太平記』とその影響、日本的権力についてなど、日本人の顔・名前ーー歴史小説の大家が折にふれて披露した、歴史のこぼれ話。
『竜馬がゆく』『翔ぶが如く』などの舞台裏を知るうえでも貴重な一冊。
| 作者 | 司馬 遼太郎 |
|---|---|
| 価格 | 715円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2020年02月05日 |
『殉死新装版』
乃木希典ー日露戦争で苦闘したこの第三軍司令官、陸軍大将は、輝ける英雄として称えられた。戦後は伯爵となり、学習院院長、軍事参議官、宮内省御用掛など、数多くの栄誉を一身にうけた彼が、明治帝の崩御に殉じて、妻とともに自らの命を断ったのはなぜか?“軍神”の内面に迫り、人間像を浮き彫りにした問題作。
| 作者 | 司馬遼太郎 |
|---|---|
| 価格 | 759円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2009年08月04日 |
司馬遼太郎の小説は、その豊かな描写と深い情感に引き込まれる読者が多いのではないでしょうか。歴史を紐解く情熱と知識欲が詰まった彼の作品群は、私たちが日本の歴史を理解する上で、欠かせない存在です。
ただ、その一方で、なんとなく難しそう、長大そうと敬遠してしまっている方も少なくないかもしれません。しかし著者の本質的な魅力は、語り口の細やかさや人間描写の深みにあると思います。それらは長編だけでなく、彼の短編やエッセイにも鮮やかに表現されています。だからこそ、難しさや長さを気にせずに、気軽に彼の世界観を楽しむことができるはずです。
もちろん、雄大な歴史描写や、一貫したテーマに取り組む長編の面白さも否定はできません。しかし今日紹介した6作品は、そのどれもが「歴史の裏側」を描き出しています。戦局の裏で葛藤する人々の心情、知られざる歴史上の人物の人間像、巧妙に組み合わされた事実と創作。それらが生み出すドラマは、私たちの心に深く響きます。
最後に、司馬遼太郎の作品はそれ自体が「歴史の教科書」であるとよく言われますが、それは半分正しく、半分間違いかもしれません。もちろん、彼の作品からは多くの歴史的事実や人物像を学ぶことができます。ただ、それ以上に彼が描き出す「人間」の暮らしや思いが、私たちにとっての「教訓」であると思います。そしてその「教訓」こそが、彼の作品を読む最大の理由であり、最大の価値だと思います。
歴史に興味がない、小説が苦手、という方でも司馬遼太郎の世界に触れてみてください。きっと、新たな視点で歴史や人間を見つめるきっかけになるはずです。それでは皆さん、良い読書を。
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