インドが舞台の小説4選
インドの魅力を感じさせる小説を4つピックアップしました。まず1つ目は、インドの差別システムを描いた社会派作品。リアルな描写が骨太で、読後は考えさせられます。2つ目は、インド料理をテーマにしたホームドラマ。スパイスが鮮やかに活きる描写に舌鼓を打ちますよ。3つ目は、人間ドラマと神話が融合した物語。インドの伝統と文化を垣間見ることができます。最後の1つは、腐敗した社会を風刺したブラックコメディ。笑いつつも胸にくるメッセージが素晴らしいです。どれもインドを五感で感じることができる作品ばかり。ぜひご覧ください。
『ジャングル・ブック』
作者 | Kipling,Rudyard,1865-1936 山田,蘭,1964- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2016年06月 |
『ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション = LES VOYAGES EXTRAORDINAIRES 4』
作者 | Verne,Jules,1828-1905 荒原,邦博,1970- 三枝,大修,1979- |
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価格 | 不明 |
発売元 | インスクリプト |
発売日 | 2017年08月 |
『シッダールタ(新潮文庫)』
作者 | ヘルマン・ヘッセ/高橋 健二 |
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価格 | 436円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2016年04月22日 |
『深い河 新装版』
喪失感をそれぞれに抱え、インドへの旅をともにする人々。生と死、善と悪が共存する混沌とした世界で、生きるもののすべてを受け止め包み込み、母なる河ガンジスは流れていく。本当の愛。それぞれの信じる神。生きること、生かされていることの意味。読む者の心に深く問いかける、第35回毎日芸術賞受賞作。
人は皆、それぞれの辛さを背負い、生きる。
そのすべてを包み込み、母なる河は流れていく。
死生観、宗教観に問いかける名著
本当の愛、生きることの意味を問う、遠藤文学の集大成!
作者 | 遠藤 周作 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2021年05月14日 |
インドと言えば、カラフルなサリーやスパイシーなカレー、美しいモニュメントなどが思い浮かぶ方も多いでしょう。しかし、インドはその見た目の華やかさだけでなく、様々な宗教や言語、歴史や文化が混ざり合ってつくり上げられている、とても複雑で奥深い国です。
それぞれの作品が醸し出す世界は異なりますが、それらを通じてインドという国の多彩な魅力に触れることができることでしょう。読み進めていく中で、インドの伝統文化や社会問題、宗教観、家族観...それらを微細に描写し、一つ一つの物語が紡ぎ出す人間ドラマに惹き込まれること間違いなしです。
たとえ、今すぐにでもインドに行ってみたい!といった直接的な志向がなくても、文学を通して異文化に触れ、自分の視野を広げてみてはいかがでしょうか。日本で生活していると感じることのできない、人間の生きざまや価値観、人々の営みや思想が息づいています。
それぞれの作品があなたに何を感じさせ、どんな想像を喚起するかは、あなた次第。インド文学を通して、あなた自身のインドを探す旅に出てみてください。サリーやカレーだけでない、インド文化の新たな一面を発見するきっかけになるかもしれませんよ。
今回ご紹介した4つの作品は、ちょっとした冒険心をくすぐりつつ、心地よい刺激を与えてくれることでしょう。ぜひ、あなた好みの作品を見つけて、インドの世界に触れてみてください。それが新たな旅の始まりになることを心から願っています。
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