銭湯に行きたくなる本4選
銭湯好きにはたまらない、心がぽかぽか温まる作品を4つご紹介します。一つ目は江戸時代の銭湯を舞台にした、銭湯好きなら必見の時代劇漫画。風呂好きな主人公たちの人間模様をユーモラスに描いています。二つ目は現代を舞台にした小説。こちらは、銭湯を舞台に日常のドラマを綴っていて、心地よい湯船に浸かりながら読みたくなる1冊です。三つ目は、町の銭湯を守るために奮闘する主人公の物語。銭湯の魅力だけでなく、人々の絆や努力を描いています。最後に、温泉地を舞台にした旅小説。温泉旅行が恋しくなること間違いなしです。銭湯や温泉が好きなら、ぜひ読んでみてください。
『銭湯図解』
作者 | 塩谷,歩波,1990- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2019年02月 |
『すごい銭湯100』
日本全国に点在する魅力的な銭湯を広く紹介するムック。銭湯は日本の伝統文化であり、地域のコミュニティや歴史を反映しています。
本書では、観光地や有名温泉地だけでなく、ローカルな銭湯や個性的な施設にスポットを当て、それぞれの魅力を読者に伝えます。また、入浴文化や温泉文化にも触れながら、日本の銭湯に関するさまざまな情報を提供します。
銭湯の基礎知識
第1章レトロがすごい
第2章アートがすごい
第3章ユニークさがすごい
第4章お湯がすごい
第5章建築がすごい
第6章サウナ室がすごい
湯につかるだけじゃない!銭湯グルメもすごい
もう一度思い出したい伝説の銭湯たち
作者 | |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | イカロス出版 |
発売日 | 2024年09月24日 |
『銭湯の歴史 第五版』
日本人はいつから「風呂」好きになったのか?
入浴文化の変遷を探究し、それに関連する社会生活史までを平易に叙述した基本文献が、多数の貴重図版とともにより読みやすくなった〈第五版〉として復刊。
※本書について
本書は、弊社より1970年6月に〈初版〉を出版し、以後、下記の通り版を重ねてまいりましたが、今回の〈第五版〉刊行にあたっては、改めて〈初版〉を底本として、原文を尊重しつつ明らかな誤字・誤植を修正、不鮮明図版の差し替えを行い、さらにカラー口絵も加えて、より読みやすくなるよう版面レイアウトを一新いたしました。
【刊行履歴】
1970年6月〈初版〉『銭湯の歴史』
1984年1月〈雄山閣BOOKS16〉『入浴・銭湯の歴史』
1994年11月〈同・新装版〉『入浴・銭湯の歴史』
2016年9月〈雄山閣アーカイブス歴史篇〉『入浴と銭湯』
第1章 入浴史
入浴の習性と水浴/入浴と裸体/温浴思想と仏教
第2章 浴場史
石風呂・釜風呂/風呂の様式/庶民風俗としての浴室の変遷
第3章 銭湯史
湯屋・銭湯/湯女風呂/湯女/遊里と浴場/男湯・女湯と男女入込湯/浮世風呂/近代の銭湯/特殊浴場と旅館/銭湯と取締
第4章 入浴雑考
湯屋の設備・備品・その他/湯屋の風俗/湯具の種々相/湯屋組合と定め/洗湯手引草湯語教/湯屋万歳暦/銭湯略年表
作者 | 中野栄三 |
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価格 | 2970円 + 税 |
発売元 | 雄山閣 |
発売日 | 2024年06月20日 |
『旅先銭湯(4)』
そこで過ごす時間だけ“その街の人”になれる特別な場所、銭湯。その貴重な存在がどんどん消えてゆく中、旅先でその土地の銭湯に入ることを楽しむ人がじわじわ増えつつある。ホテルのユニットバスでは決して味わえない“旅の中の旅”がさらに深まるシリーズ第4弾は、全国の“路面電車で行ける銭湯”をピックアップし、友人と、恋人と、そして一人で楽しめる風呂旅を特集。タオルとせっけんを持って、さあ出かけよう。
作者 | 松本康治 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | さいろ社 |
発売日 | 2020年04月 |
いかがでしたでしょうか。ここでご紹介した4作品は、すべて満足度の高い作品ばかりです。それぞれ違った視点から銭湯の魅力を描き出しており、一冊でも手に取れば、必ずや銭湯の暖かさや人間の温かさを感じられることでしょう。
銭湯は、どこか懐かしい日本の風情を残しています。その空間には、日常の喧騒から解放された時間が流れています。そして、そこに集う人々は、身分や肩書きを一旦洗い流して、素の自分をさらけ出しているのです。それはまるで、訪れた人々が平等に時を過ごせる、特別な場所のようでもあります。
また、銭湯はいろんな人との交流を生む場所でもあります。そこで出会う人々との突発的な会話から、人生における新たな発見や気づきを得た経験は、皆さんも一度はあるのではないでしょうか。また、知らぬ間に心身ともにリフレッシュできるのも銭湯ならではの魅力ですよね。
今回紹介した4作品は、そんな銭湯の様々な側面を描いているので、読むことで自分自身の銭湯での過ごし方やそこで得ることができる楽しみが増えるかもしれません。銭湯本来の魅力を再認識し、新たな視点で日本の銭湯文化を見つめ直すきっかけになれば幸いです。
何気ない日常の一コマが描かれているようで、そこには深い人間ドラマが詰まっている。これらの作品を読むことで、また銭湯に訪れるのが楽しみになったとしたら、私としてはこれ以上ない喜びです。それぞれの作品をゆっくりと味わいつつ、心地よい癒やしのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。それでは、皆様が読書から銭湯へ、そして銭湯から読書へと、この両方の楽しみを存分に味わえる日々が続きますように。
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