日本画が学べる本10選

日本画をもっと深く学びたいと思ってるあなたにおすすめの10冊をピックアップしました。初心者から上級者まで幅広いレベルの方に読んでいただけます。手描きからデジタルまで、様々な技法を学ぶことができます。詳細な解説だけでなく、作品解説や美術史の話題も盛り込まれ、日本画の奥深さをより肌で感じることができます。また、美しい写真やイラストも多数収録されているので、絵を眺めているだけでも楽しい体験になること間違いなしです。知識を深めるだけでなく、実際に筆をとる方にもしっかりとした指南書となる1冊ですよ。
『水島篤作品集 恐竜日本画帖』

日本の伝統絵画ならではの画材や技法、美意識を礎に、かつてない「恐竜日本画」の世界を拓く、異才・水島篤。
その作品は、国立科学博物館「恐竜博2023」コラボでも話題を呼び、恐竜学のカリスマ・真鍋真氏からも注目を浴びる。
煌びやかかつ艶やかな色彩、そして圧倒的な実在感。古代の壮大な存在に新たな息吹を吹き込む気鋭日本画家による、初の作品集!
作者 | 水島篤 |
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価格 | 3300円 + 税 |
発売元 | 芸術新聞社 |
発売日 | 2025年04月30日 |
『12色で描ける はじめての日本画教室』

作者 | 安原 成美 |
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価格 | 3080円 + 税 |
発売元 | グラフィック社 |
発売日 |
『日本画と材料』

日本画のアイデンティティともされる「岩絵具」や「和紙」。それらの歴史は、意外なほど浅い。明治以降、日本画の材料が今あるかたちへと変化を遂げた真の理由とは?
日本画家であり、気鋭の研究者でもある著者が、日本画の祖とされる狩野芳崖の《仁王捉鬼図》に対する蛍光X線分析を使った自然科学調査を皮切りに、文献資料を手掛かりにしたながら、材料史的研究に取り組んだ成果を集約。明治時代から現代までの日本画材料の変化をたどりつつ、韓国、中国といった東アジア各国の国号絵画についての渡航調査などを総合して、多角的な視点から「日本画とは何か」を考察した。日本画という伝統と革新を背負った“特異な近代絵画”を改めて検証し、その実像を捉えなおす。
日本画を描く人にはもちろん、鑑賞する人にも新たな視点をもたらす1冊。
作者 | 荒井経/著 |
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価格 | 2400円 + 税 |
発売元 | 武蔵野美術大学出版局 |
発売日 | 2015年10月03日 |
『日本画名作から読み解く技法の謎』

作者 | 宮廻,正明,1951- 荒井,経,1967- 鴈野,佳世子,1979- 東京芸術大学大学院美術研究科 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 世界文化社 |
発売日 | 2014年11月 |
『日本画の歴史 : カラー版 近代篇』

作者 | 草薙,奈津子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2018年11月 |
『図解日本画用語事典』

作者 | 平山,郁夫,1930-2009 渡邊,明義,1935-2015 高田,倭男 東京芸術大学大学院美術研究科 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 東京美術 |
発売日 | 2007年05月 |
『近代京都日本画史』

本書は、幕末明治期から昭和戦後まもなくまでの近代京都における日本画の流れを概観する書籍である。
近年、近代京都日本画は多くの人の関心を集め、京都だけでなく各所で展覧会も開催されているが、一冊で近代京都日本画史を概観できるハンディな概説書がない。
そこで本書では、全体を6章で構成し、章のなかでは画家紹介とコラムのページを設け、近代京都日本画の流れを時代の変遷とともにたどれるようにしている。
画家紹介のページでは近代京都日本画史におけるきら星のような代表的画家約60名をピックアップし、シンプルに絵画作品に向き合えるよう、B5サイズの判型で、視点に収まりやすく、かつしっかりした大きさで掲載する。
また、当時の状況を説明するコラムページを加えることで理解を深めながら、珠玉の作品群を紹介する。
各章末には、理解をひろげるために「深く知りたい方への文献案内」のコーナーを設けるほか、同時期の東京日本画の動きを紹介する「同時代の美術界」のコーナーによって、広い視野から京都日本画の動きを理解する一助とする。
また、巻頭・巻末には「系図、関係図、年譜など」を掲載。
近代京都日本画の流れをこの一冊でわかりやすく案内するとともに、今後の近代京都日本画史研究への貴重な資料として広く活用されることを願う決定版。
1章 再興する京都画壇ー如雲社と画学校の時代ー
2章 栖鳳・春挙の登場ー「日本絵画の一大革命」-
3章 文展開幕ー台頭する新世代ー
4章 国展独立の新風ー「自由ノ創造ヲ生命トス」-
5章 花開く帝展モダニズムー京都画壇の昭和新時代ー
6章 戦争の時代を越えてー現代日本画の幕開けー
作者 | 植田彩芳子/中野慎之/藤本真名美/森光彦 |
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価格 | 3520円 + 税 |
発売元 | 求龍堂 |
発売日 | 2020年08月28日 |
『日本画花を描く : 花それぞれの特徴の捉え方・構図から、各種の技法を徹底解説 : 写生/下図づくり 地塗り/転写/骨描き 隈取り/彩色』

作者 | 菅田,とも子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 誠文堂新光社 |
発売日 | 2015年05月 |
『色から読み解く日本画』

色と日本画家との関係を読み解いていきましょう。本書では、色別に日本画の作品を掲載しています。「東山ブルー」、「元宋の赤」のような作家の代名詞といえる色はもちろん、日本画家と色の意外な結びつきも紹介します!
作者 | 三戸信惠/山種美術館 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | エクスナレッジ |
発売日 | 2018年08月 |
『近代日本画の歴史』

作者 | 古田亮 |
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価格 | 不明 |
発売元 | |
発売日 |
一冊ずつ取り上げました日本画が学べる本たち、いかがだったでしょうか。初心者向けから専門書まで、あまりに様々な角度から日本画を学び解説している10作品をお届けしました。
大昔からある伝統的な絵画の技法を本で学んだり、知識を深めたりするのは、なかなか面白いものですよね。私たちの国にしかない文化、技法を身につけるのは大変なことですが、それだけに魅力も大きいはずです。日本画を描くという経験は、絵を描くという意味以外にも、日本文化の一端を体験し、自分の中で何かを表現したり、深く感じたりすることにも繋がるのではないでしょうか。
私も日本画の世界は神秘的な魅力があると感じています。『今まで知らなかったなあ』と思うような歴史や裏話、技法の解説は面白いだけでなく、これからの日本画への視点や理解を深めてくれるものばかりだと思います。
これまで日本画にまったく興味がなかったとしても、これらの本を手に取れば、きっと何か新しい視点や興味を見つけることができるはずです。美術館で絵画を眺めているだけでなく、自分でも手を動かして創作活動を楽しんでみるのも素晴らしいことですよね。
また、それぞれの本には著者の細やかな愛情やこだわりが感じられ、一冊一冊が日本画という芸術形態への敬意と情熱に満ちています。本を読み進めることで、その情熱が読者にも伝わることを願っています。
以上、日本画が学べる本、10選をお届けしました。次回もまた、新しい世界を共有していきたいと思います。どうぞ、良い芸術ライフを!これからも私たちと一緒に、絵画の世界を探索し続けてくださいね。
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