小川洋子アンソロジー③

もし何か新しい発見を渇望しているなら、ぜひ「小川洋子アンソロジー③」を手に取ってみてください。内なる自己への質問から生まれる、心地良いもどかしさが、あなたを小川洋子作品の世界に引き込むでしょう。違う視点から描かれるさまざまなキャラクターたちは、あなたの視野をぐっと広げ、思考の深淵へと導きます。小川洋子の繊細なタッチが生む独自のセンスに触れ、冷たく、しかし力強い新鮮な風を感じてみてください。これまで体験したことのない冒険の扉を開け、未知の世界を存分に楽しむ時間になることを保証しますよ。
『どうぶつたちの贈り物』
| 作者 | 小川,洋子,1962- 鹿島田,真希,1976- 白河,三兎 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | PHP研究所 |
| 発売日 | 2016年02月 |
『短篇ベストコレクション 現代の小説2018』
おなじみのベテラン以外は、いつになく清新な顔ぶれになった。日本のエンターテインメント小説の現在を如実に表しているのかもしれない。中途半端な人気に胡坐をかいているような者たちは新たなる芽にたちまち押し出されてしまうのだ。2017年度、小説誌に発表されたあまたの作品から選ばれた16作品をご堪能あれ。選考委員は、川村湊、清原康正、杉江松恋、森下一仁。
| 作者 | 日本文藝家協会 |
|---|---|
| 価格 | 935円 + 税 |
| 発売元 | 徳間書店 |
| 発売日 | 2018年06月08日 |
『作家とおやつ』
毎日の気どらないおやつ、通い慣れた名店の逸品、幼いころ大好きだった忘れられないお菓子……。文豪や現代の人気作家、料理家、漫画家らによるエッセイ、詩、漫画、写真資料など59篇を収録。
【収録作品(掲載順)】
1 おやつの美学
いい時間のつくりかた 長田弘
ゴマじるこの作り方 平塚らいてう
氷 円地文子
窮屈 内田百けん
食は三代 わが思い出の玉子焼き 玉村豊男
『ふるさとの菓子』より 中村汀女
日本菓子と西洋菓子 広津和郎
『陰翳礼讃』より 谷崎潤一郎
第三十七課 お茶時(テイータイム) 岡本かの子
『仰臥漫録』より 正岡子規
ラムネ 徳川夢声
カキ氷とアイスクリーム より 井上ひさし
デザート 林望
無考えなこびと 村上春樹
夢のおやつ 角田光代
『桐の花 抒情歌集』より 北原白秋
お茶の時間 水木しげる
2 名店のあの味を
粟ぜんざい──神田〔竹むら〕 池波正太郎
豆と寒天の面白さ 安岡章太郎
蜜豆のはなし 吉行淳之介
大正十二(一九二三)年八月十三日 谷口喜作宛書簡 芥川龍之介
ハート型のビスケット 森三千代
巴里点心舗 木下杢太郎
『日本郷土菓子図譜』全三巻 より 武井武雄
冬は今川焼きを売り夏は百姓/夢屋エレジー 深沢七郎
コウシロウのお菓子 小川糸
わがし いしいしんじ
菓子の楽しみ 弘前・旭松堂「バナナ最中」 土井善晴
梅屋敷 福田屋 若菜晃子
鯛焼きの踊り食い 岡本仁
赤福先輩、相変わらずマジこしてますね! カレー沢薫
3 菓子はノスタルジィ
甘いもの 増谷和子
カステーラ・ノスタルジア 江戸川乱歩
甘党 杉山龍丸
今川焼とお輝ちゃん 沢村貞子
甘い話 岸田國士
父のせつないたい焼き 吉本隆明
小さな白い鳩 立原えりか
図書室とコッペパン 小川洋子
忘れられない味2 森絵都
焼きいもと焼き栗 ウー・ウェン
サクマドロップスとポッキー 伊藤まさこ
「うまい棒」にも若ぶる私 伊藤理佐
4 甘味いまむかし
縁日の思い出、ゲンゴロードーナツ 甘糟幸子
それでも飲まずにいられない より 開高健
マロン・グラッセの教え 獅子文六
金平糖 寺田寅彦
バナナ 堀口大學
願望の菓子 宇野千代
菓子の思い出 尾崎士郎
「汗に濡れつつ」より 石川啄木
菓子と文明との関係を論ず 佐藤春夫
茶菓漫談 木村荘八
買食い 片山廣子
アイスクリーム博士 長新太
いちごの風合 田辺聖子
お菓子の国のカスタード姫 片山令子
民芸おやつ 福田里香
最期に食べるもの 平松洋子
| 作者 | 平凡社編集部 |
|---|---|
| 価格 | 2200円 + 税 |
| 発売元 | 平凡社 |
| 発売日 | 2025年04月17日 |
それぞれ異なるエピソードに散りばめられた豊かな人間描写、繊細な心情表現が堪能できる絶品のストーリー集、それが「小川洋子アンソロジー③」です。一つ一つのエピソードは独立していても、まるでモザイクのように繋がって一つの大きな流れを描き出しています。
このアンソロジーで特筆すべきは、彼女のペンが生み出すキャラクターたちのリアルさです。彼らは決して特別ではない普通の人々。だけど彼らの幸せや悲しみ、悩みや喜びは、私たちが共感しやすいもので、一緒に笑ったり泣いたりすることができます。
さらに物語を際立たせるのは、その美麗な描写です。あたたかな風景描写、時折挿入される詩的な表現は、ただ読むだけでなく、まるで絵を見ているかのような感覚を与えてくれます。そして、その全てが物語に深みを加え、聞き手の心に響きます。
さて、ここまで私の熱弁を聞いてくださった皆様。最後に一つだけお伝えしたいことがあります。それは、「ぜひ、自分自身で読んでみてください」ということです。ありきたりな表現かもしれませんが、この作品集は本当にそれだけの価値があります。驚くほどの感情移入が期待できる作品ですから。
一人でも多くの方にこの喜びを共有したい。そう思っています。これから「小川洋子アンソロジー③」に触れる皆様、どうぞ心行くまで存分に楽しんでくださいね。
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