日本とドイツを比べる本4選
日本とドイツ、一見、関連性の薄い二つの国ですが、実は共通点も多いんです。まず、ここに挙げた小説の中には戦争の影響や文化、サブカルチャーの交流などが描かれています。また、ドイツ菓子が日本人に愛されているように、料理や飲食の違い、文化の違いを紹介した本もありますよ。逆に、日本のマンガがドイツで広く受け入れられていることを詳述している作品もあります。これらの作品を通じて、二つの全く異なる文化が一体どのように繋がっているのか、それぞれの国の背景や歴史を学ぶことができます。自分自身が旅をするような心地よい読後感が味わえること間違いなしですよ。
『曲げないドイツ人決めない日本人 ドイツ人禅僧が語る日本人の才能』
日本人ＶＳドイツ人ここまで違うのか！日本人の魅力、ここにあり！２５年間、日本に在住するドイツ人禅僧が、日本をこよなく愛する理由とは？驚きの日独観察エッセイ。
| 作者 | ネルケ 無方 |
|---|---|
| 価格 | 935円 + 税 |
| 発売元 | サンガ |
| 発売日 | 2016年06月 |
『日本人とドイツ人 : 比べてみたらどっちもどっち』
| 作者 | 雨宮,紫苑,1991- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2018年08月 |
『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』
この本を読むだけで、われわれ日本人が夢のような国に住んでいることがよくわかるーードイツ在住30年、現地で結婚し、3人の子供を育てた著者の集大成、空前絶後の日独比較論!! 日本人が憧れるヨーロッパの文化、街並み、そして生活レベル…特にその勤勉性が日本人に近いとされるドイツに対しては不思議な愛憎感情を抱いている。では、実際のドイツ人の日常生活とは？ あまりに不便すぎて日本人ならとても生きていけない…。
この本を読むだけで、われわれ日本人が夢のような国に住んでいることがよくわかるーードイツ在住30年、現地で結婚し、3人の子供を育てた著者の集大成、空前絶後の日独比較論!!
日本人が憧れるヨーロッパの文化、街並み、そして生活レベル……特にその勤勉性が日本人に近いとされるドイツに対しては、工業製品のライバルでもあるため、不思議な愛憎感情を抱いている。では、ドイツ人の日常とは、実際のところどうなのか……実は、あまりに不便すぎて、日本人ならとても生きていけない!?
第1章 日本の尖閣諸島、ドイツのアルザス地方
第2章 日本のフクシマ、ドイツの脱原発
第3章 休暇がストレスのドイツ人、有休をとらない日本人
第4章 ホームレスが岩波新書を読む日本、チャンスは二度だけのドイツ
第5章 不便を愛するドイツ、サービス大国の日本
終 章 EUのドイツはアジアの日本の反面教師
| 作者 | 川口 マーン 惠美 |
|---|---|
| 価格 | 921円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2013年08月21日 |
『戦争の記憶 日本人とドイツ人』
現場を歩いた。当事者に会った。ヒロシマ、アウシュヴィッツ、南京、ベルリン、花岡…戦後世代の手による日本とドイツの戦争体験の集大成。ふたつの国は、あの戦争をどのように体験し、記憶し、どこに向かうのか。
| 作者 | イアン・ブルマ/石井信平 |
|---|---|
| 価格 | 1922円 + 税 |
| 発売元 | CCCメディアハウス |
| 発売日 | 1994年12月 |
以上、日本とドイツ、それぞれの異なる文化や風俗を描いた本を4点紹介させていただきました。異国の地だからこそ気づく視点、その地に生まれ育ったからこそ共有できる感覚。そういった視点の違いから生まれる解釈や思考の違いを、文学やマンガを通じて体感できるのはとても魅力的ですよね。
それぞれの作品が、日本とドイツの違いを描きながらも、文化や言語だけでなく、人間の生きる喜びや悲しみ、魂の動きを見つめています。違う文化背景を持つ人々が同じ問題に向き合い、考え抜く様子を通して、自分たちの在り方を再確認するきっかけをもらえるでしょう。
また、それぞれの作品の中には、国や文化を超えた普遍のテーマが描かれています。人間が直面する生の問題、恋愛や友情、生と死、家族、夢と現実といったものです。国や文化が変わっても変わらない部分、その普遍性を感じていただければと思います。
リーダーの皆様が、本やマンガを読んで、あるいは物語を通じて、日本とドイツ、そして他の国々とのつながりを深く感じ、新たな視点や知識を得られることを心から願っています。文化交流は、私たちが共存して生きていく上でとても重要な要素。それぞれの背景を理解し、認識し合うことで、更に豊かな世界が広がっていくことでしょう。それでは、楽しい読書の時間となりますように。
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