江戸時代の大奥!おすすめの大奥を舞台にした歴史小説10選「大奥の御幽筆」「残り者」など話題作をご紹介
江戸時代の華やかでありながらも厳しい大奥の世界。そこで繰り広げられる人間ドラマは目が離せませんよね。今日はそんな大奥を舞台にした歴史小説を10冊、厳選してご紹介します。禁断の恋や権力闘争、儚い命の美しさまで、多彩なテーマが描かれています。時代背景をリアルに描いた名作や、女性の視点で描かれた新たな観点の作品も。大奥の華麗さと冷酷さが織りなす独特の雰囲気に酔いしれてみてはいかがでしょうか。今夜は、あなただけの大奥時間をお楽しみください。
『大奥の御幽筆 : あなたの想い届けます』
作者 | 菊川,あすか |
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価格 | 不明 |
発売元 | マイクロマガジン社 |
発売日 | 2023年02月 |
『残り者』
時代は幕末、徳川家に江戸城の明け渡しが命じられる。官軍の襲来を恐れ、女中たちが我先にと脱出を試みるなか、大奥にとどまった「残り者」がいた。彼女らはなにを目論んでいるのか。それぞれ胸のうちを明かした五人が起こした思いがけない行動とはー。激動の世を生きぬいた女たちの矜持が胸を打つ傑作時代小説。
作者 | 朝井まかて |
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価格 | 743円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2019年06月13日 |
『大奥』
美貌、知性、家柄、色じかけ…。女としてのあらゆる武器を使い、ただひとりの男をめぐって争った江戸城大奥は、八百屋、魚屋、農家の娘とさまざまな出自の側室を抱えていた。恐妻家将軍秀忠に愛されたお静の方、家光に還俗させられた尼僧お万の方、教養と知性で綱吉を虜にした右衛門佐、三人の女性をとおして大奥の真実を描いた異色時代小説。
作者 | 鈴木由紀子 |
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価格 | 544円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2009年06月 |
『大奥づとめ』
女の道は、つとめをきわめることなりー。己を磨きたて、美しく着飾り、上様の目にとまって寵愛を受け、子を授かるー。それこそが本望とされてきた大奥。だが、「汚れたかた」と呼ばれたお手つきとは対照的に、色恋はそっちのけで、仕事に生きた「お清」がいた。着物の善し悪しもわからぬまま、衣装係を命じられた女。苦にしていた巨体を役立てる職を見つけた女。文書係から代表役へと、出世街道を目指す女。大奥に“就職”した女たちの情熱と苦楽を描く連作時代短編集。
作者 | 永井 紗耶子 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2018年07月20日 |
『月の光のために』
作者 | 風野,真知雄,1951- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 実業之日本社 |
発売日 | 2023年02月 |
『大奥と料理番 包丁人侍事件帖』
江戸城の台所人、鮎川惣介は、大奥添番にして剣の達人、片桐隼人と釣りに行ったおり、謎の美少女、あんずに自慢のお手製弁当を横取りされてしまう。口達者な彼女に呆れつつも二度と会うこともあるまいと思っていた惣介たちだが、思わぬところで再会することに…。ある朝、御膳所で将軍家斉の好物、酪を調理していた惣介は、その鋭敏な嗅覚で微かな異臭を嗅ぎとる。何者かが毒を混入したらしい。人気シリーズ第二弾。
作者 | 小早川涼 |
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価格 | 680円 + 税 |
発売元 | 学研パブリッシング |
発売日 | 2009年10月 |
『大奥の座敷童子』
ときは一八五四年、徳川家定の時代。野笛藩一の美女・14歳の今井一期は、江戸城大奥に潜入し、野笛出身の座敷童子を連れ戻してくるよう命じられる。仲良しの御次“茜”、伊賀者同心の“唐次”、枕絵の妖怪“サダさん”、人が死ぬと泣く妖怪“泣きジジさま”、妙にイチゴになつく犬・猫・狆たち、そして厳しく恐ろしい御年寄の“嵐山”-。噂がとびかう大奥と秘密あふれる江戸の街を駆けまわり、イチゴが知った座敷童子の正体とは?
作者 | 堀川アサコ |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2015年03月18日 |
『大奥騒乱 伊賀者同心手控え』
将軍家治の寵臣田沼意次に遺恨を抱く松平定信は、大奥を害して失脚に導こうとする。実行役は腹心のお庭番和田要。危難を察した大奥表使い大島は、御広敷伊賀者同心御厨一兵に反撃を命じる。要をはじめ数々の刺客と死闘を繰り広げる一兵。やがて大奥女中すわ懐妊の噂が駆け巡り、事態は急転。女中たちの権力争いが加熱し、ついには死者までも。修羅場を迎えた一兵は使命を果たせるのか!
作者 | 上田秀人 |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2014年11月07日 |
『大奥追放 異聞吉宗と絵島』
絵島生島事件とその背景。正徳四年、七代将軍徳川家継の世。大奥年寄の絵島が、ひいきの役者生島新五郎との密通を理由に信州高遠へ流された事件。当時の幕府の中心は側用人間部詮房と奥儒者新井白石、大奥は家継の生母月光院とそれに仕える絵島が牛耳っていた。そんな絵島の密通疑惑は、側用人たちに対抗する老中たちにとっては願ってもないスキャンダルであった。
作者 | 童門冬二 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 1998年03月30日 |
『もののけ、ぞろり大奥わらわら』
白狐と化した“鬼火”を人間に戻す秘薬「封」は大奥にあるという。ある日、伊織が居候をする飯屋を訪れた妖怪・豆腐小僧が「大奥で働き手を募集している」と洩らす。早速大奥に潜入すると、火の玉に化けるムジナ、両腕に百の目を持つ百目鬼、オカマの青行灯といった妖怪がゾロゾロ出現して大騒ぎ!「封」はどこにある?妖刀でもののけどもをメッタ斬り!痛快シリーズ第三弾。
作者 | 高橋由太 |
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価格 | 539円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2013年05月 |
以上が、江戸時代の大奥を舞台に繰り広げられる計10作品のご紹介でした。見どころは、実際の歴史を基にしつつもフィクションに彩られた世界観や、強く美しい女性たちが奮闘する様子です。単にお色気やドロドロした愛憎劇だけでなく、人間の葛藤や情熱、野望や秘めた思い、そして時代背景や人々の生き方など、様々な視点から描かれていますから、それぞれの作品が持つ深みや面白さに触れることでしょう。
また、質の高い描写力やメッセージ性のあるストーリーを楽しむ以外にも、大奥の生活や風俗、また当時の社会制度を知るきっかけともなるでしょう。緻密な描写からは、目には見えない女性たちの日常や思いが感じ取れます。さながらタイムマシンに乗ったように、読者は片時も退屈することなく、旅を続けることができます。
最初から最後まで、あるいは途中からでも楽しめるのが、これらの作品の魅力。どの作品から手を付けるか迷ったら、ぜひ気になった作品から読み始めてみてください。それぞれの作品が、あなたに新たな視点や感動を提供してくれること間違いなしです。
これらの作品を読み進めるうちに、歴史や時代背景に興味を持つきっかけになれば幸いです。また、素敵な小説の世界に触れて、日々の生活がちょっと楽しく、ちょっと豊かになってくれればと思います。もし新たなお気に入りが見つかったら、その感動を周りの人々と共有してみてくださいね。絶対に後悔させませんから!
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