これから地学を学びたい人におすすめ書籍6選
地学への興味をくすぐる、6冊のおすすめ書籍をご紹介します。初めにもっと地球が好きになる一冊、緻密な描写で地球の成り立ちや仕組みを解説してくれます。次に現場感溢れる地質調査の様子が楽しめる冒険譚。序盤から引き込まれますよ。3冊目は地球を旅するロマンを感じられる作品。地形の美しさ、壮大さに思わず見入ってしまうでしょう。そして、科学的根拠に基づく地震や火山の話に興味津々なら、4冊目は必読。5冊目は気候変動の問題を深く掘り下げた一冊。最後に推奨するのは子どもから大人まで楽しめるビジュアル豊かな図鑑。地学に興味がある方は是非一読を。
『「地震」と「火山」の国に暮らすあなたに贈る 大人のための地学の教室』
2011年の東日本大震災によって、日本列島は地震や火山噴火が頻発する「大地変動の時代」に入った。これから日本列島は大変な局面を迎える。
マグニチュード(M)9という、1000年に1度の巨大地震東日本大震災によって日本列島は太平洋側に5・3メートルも引き延ばされ、地盤が不安定化した。その結果、内陸型の直下型地震が増え、今後30年ほどは地震がやむことはない。また、日本には111の活火山、東日本大震災後に直下地震を起こし始めた火山が富士山を含めて20ほどある。
南海トラフ巨大地震が予想されるのが、2035年をピークにしてその前後の5年だ。その地震が起きると、東日本大震災は死者の数が2万人、被害総額はおよそ20兆円だった、南海トラフ巨大地震は死者の数が32万人、被害総額220兆円とされている。
その中で、災害に遭わない、地震や津波、噴火で死なない、かつ財産も守り賢く生き延びるためには「地学」の知識が必要になる。
「地学=地球科学」は、「地を学ぶ」、つまり地球と宇宙、大気、海洋について知る、時間的にも空間的にもスケールの大きい学問だ。40億年前の地球の誕生について考え、地下6000キロメートルの深さで何が起きているかについて思いをめぐらせる。
私たち人類の生存の基盤である「地球」がどうしてできたのか、物理学、化学、生物学などの知見も生かしながら探究するダイナミックさは、読むものを興奮させる、知ることの喜びや面白さに満ちている。
本書は、京都大学名誉教授・京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授の鎌田浩毅氏を著者にした、最先端で、もっとも分かりやすくて、もっとも面白い地学入門。
これまでの著者の経験・知見を活かし、本書は授業スタイルの語り口で、熱意を込めたライブ感を出しながら地学のエッセンスを明快に伝える一冊となる。
はじめに 大地変動の時代に知っておきたいこと
第1章 地球は変化し続けている
第2章 地球内部のマントル
第3章 プレート・テクトニクスとはなにか
第4章 マグマのしくみ
第5章 巨大噴火のリスク
第6章 今後必ず起きる超巨大地震
おわりにはじめに 大地変動の時代に知っておきたいこと
第1章 地球は変化し続けている
第2章 地球内部のマントル
第3章 プレート・テクトニクスとはなにか
第4章 マグマのしくみ
第5章 巨大噴火のリスク
第6章 今後必ず起きる超巨大地震
おわりに
参考文献/索引
| 作者 | 鎌田浩毅 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | ダイヤモンド社 |
| 発売日 | 2025年02月19日 |
『面白くて眠れなくなる地学』
地学は、自然科学のなかでも、とても幅広い内容をもつ学問です。地球の内部、地球の表面、地表を覆う大気、はるかな宇宙。そこには、地震、火山、台風、豪雨などの自然災害、毎日の天気など、身近な内容も含まれています。
そんな地学ですが、高校の地学で履修する人は少ないようで、地学の知識は中学レベルという人も多いようです。この本は、そんな人たちに向けて地学にまつわるとっておきの内容をまとめたものです。
具体的な項目としては、「アトランティス伝説の真実」「大量絶滅はどうして起こったか?」「ジェット気流が運んだ秘密兵器」「ガリレオが望遠鏡で見た宇宙」「月は地球のきょうだいだった⁉」など。
文庫化にあたり、「地球の内部はどうなっている?」「千葉にちなんだチバニアンという時代が誕生!」「生命はどのようにして地球上に生まれたか?」の3項目を新たに書き下ろしています。
ドラマチックでダイナミック、不思議がいっぱいの地球と宇宙のことがわかる本。
| 作者 | 左巻 健男 |
|---|---|
| 価格 | 825円 + 税 |
| 発売元 | PHP研究所 |
| 発売日 | 2021年09月13日 |
『みんなの高校地学 : おもしろくて役に立つ、地球と宇宙の全常識』
| 作者 | 鎌田,浩毅,1955- 蜷川,雅晴,1978- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2024年12月 |
『宮沢賢治の地学読本』
現在は文学者として有名な宮沢賢治ですが、もともと彼は地学教師でもあり、その幻想的な作品の中には、地学の知識や表現がたくさんちりばめられています。
「なんとなくロマンチック」「おしゃれで幻想的」と感じられる独特の表現の裏には、実は賢治の科学的知識や鋭い自然観察力が隠れていることも少なくありません。
本書は、地学のテーマがよく表れている賢治作品を引用しながら、楽しく地学を学べる人気シリーズ『宮沢賢治の地学教室』『宮沢賢治の地学実習』の第三弾。
これまで、ごく一部しか引用できなかった賢治作品の中から、特に地学的にすぐれた5作品を厳選し、くわしい脚注・コラム解説とともに全文を掲載。賢治文学と地学の魅力に、どっぷり浸ることができます。
シリーズ既刊で賢治の作品をもっと読んでみたいと思った方、これから賢治作品の新たな一面を知りたいという方にもぴったりです。
〈おもな目次〉
第1章 イギリス海岸(地史、地質、化石)
第2章 楢ノ木大学士の野宿(火山、鉱物、古生物、化石、地史)
第3章 グスコーブドリの伝記(火山、地震、気象)
第4章 風野又三郎(気象、大気大循環)
第5章 土神ときつね(天文、地質)
| 作者 | 宮沢 賢治/柴山 元彦 |
|---|---|
| 価格 | 2420円 + 税 |
| 発売元 | 創元社 |
| 発売日 | 2020年07月28日 |
『地球のしくみがわかる 地学の図鑑』
地球はどのようにして誕生したのか?どうして方位磁石は北を向くのか?地球のような惑星は宇宙に存在するのか?地学には興味深いテーマと疑問がたくさんあります。そんな地学の世界を豊富な図とイラストで紹介していきます。親子から大人の学びなおしまで幅広く楽しめる図鑑です。
第1章私たちの暮らす地球の姿
丸くて大きな地球
地球は正確な球ではない?
地球の内部構造
流動する核と地磁気
地殻とマントル、大陸と海
地球をつくる岩石と鉱物
さまざまな岩石
堆積岩と変成岩
大陸は移動する
プレートテクトニクス
プレートが離れる境界
沈みこむ境界、衝突する境界
繰り返す大陸の合体と分裂
[コラム]地球内部は宇宙より遠い?
第2章 活動する地球と変わりゆく地表の世界
地震
地震が起こるしくみ
繰り返す巨大地震
地震災害と防災
マグマと火山
火山の分布とマグマの成因
火山災害と恩恵、防災
山地や山脈のでき方
地表の風化
水の作用
気候や生物がもたらす景観
日本列島1付加体でできた列島
日本列島2日本列島の形成
日本列島3平野の成り立ち
地球の過去を知ること
生物の絶滅と地質時代
年代の求め方
[コラム]地球を理解する最大の敵は先入観?
第3章 大気と水、生命に溢れる地表
大気圏
エネルギー収支と熱輸送
太陽放射と地球放射
大気の循環と気候
雲と雨
高気圧と低気圧
日本の天気の移り変わり
気象災害と天気予報
海洋の構造と海洋生態系
海水の運動
海流
深層と表層をつなぐ循環
大気と海洋の相互作用
地球と生命の誕生
生物と地球環境の進化
人類の登場と繁栄
[コラム]海水は多過ぎても少な過ぎてもいけなかった?
第4章 地球と人間のつながり
地下資源
地下資源と鉱床
化石燃料
エネルギー資源の未来
大気の汚染
オゾン層の破壊
地表の開発と自然破壊
生態系の破壊と保全
地球温暖化
持続可能な人間社会と地球
[コラム]テクノロジーは地球温暖化問題を救えるか?
第5章 宇宙における地球の存在
宇宙を探る
太陽と月
太陽系の仲間たち
太陽系の小さな天体1
太陽系の小さな天体2
恒星
銀河と宇宙の広がり
系外惑星の発見
系外惑星探査の発展
系外惑星に生命を探せ
地球生命を守るバリア
奇跡の星で生きるということ
[コラム]宇宙人と遭える日は来る?
| 作者 | 杵島 正洋 |
|---|---|
| 価格 | 2948円 + 税 |
| 発売元 | 技術評論社 |
| 発売日 | 2022年06月24日 |
『ひとりで学べる地学 新版』
■大学生入試おすすめ参考書として評価の高い本書が新課程対応にリニューアル!
■「地学」および「地学基礎」の学習に対応した「地学」参考書の決定版。
■学習内容の要点、学習のPoint、Q&A、「Power Upセミナー」などで構成。図版や実力確認問題・問題解説を増量!
■気象予報士の資格試験を目指す方や一般的な読み物としてもおすすめ!
| 作者 | 大塚韶三/青木寿史/荻島智子 |
|---|---|
| 価格 | 2145円 + 税 |
| 発売元 | 清水書院 |
| 発売日 | 2023年06月01日 |
読者の皆さん、いかがでしたでしょうか。今回、地学の世界を楽しく学べる6冊の書籍をご紹介しました。地学と聞くと、一見、専門的で難しいイメージがあるかもしれません。しかし、実は地球や宇宙の仕組み、自然の法則といったものは、私たちの身の回りに溢れているものなのです。そして、それらを学ぶことで、日常をより面白く、豊かに捉えることができるのではないでしょうか。
これらの書籍を通じて、地学がどんなものか、何を学べるのかという大まかなイメージを掴んでもらえたら嬉しいです。もちろん、すべてを理解できなくても大丈夫。大切なのは興味を持つこと。それをきっかけに、もっと深く知りたい、学びたいという気持ちが生まれれば、それが一番です。
地学は、自然科学の一部として、常に進化し続けています。つまり、いつでも新しい発見がある、とても刺激的な分野なのです。これらの書籍は、その初歩的な入り口となるだけでなく、地学の面白さを多角的に伝えてくれるものばかりです。
地学の学びは、単なる知識の獲得だけでなく、地球や宇宙という広大な視野を持つことで、私たちの視野を広げ、思考を深めるきっかけにもなるでしょう。最後に、これらの書籍が皆さんの地学への好奇心を刺激し、楽しい学びの旅の第一歩となればと思います。一冊でも手に取ってみてくださいね。
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