医療現場の真実!現代医療小説おすすめ15選「神様のカルテ」「白い巨塔」など名作をご紹介
医療現場のリアルな姿を描いた小説や漫画をご紹介します。現代医帮のクリティカルな現状や問題、名医や看護師、医学生の日常まで、さまざまな視点で描かれた作品ばかりです。大病院の政治的な争いを描いた長編小説もあれば、名医の診療とプライベートを描く作品も。また、「神様のカルテ」のように患者と医者の信頼関係を描いた作品もピックアップ。さらに、図解入りの漫画で医療知識を身につけられるものもありますよ。どれも感動と共感に満ちた名作です。ぜひ一度、読んでみてくださいね。
『神様のカルテ』
作者 | 夏川,草介 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2011年06月 |
『白い巨塔(一)』
国立大学の医学部第一外科助教授・財前五郎。食道噴門癌の手術を得意とし、マスコミでも脚光を浴びている彼は、当然、次期教授に納まるものと自他ともに認めていた。しかし、現教授の東は、財前の傲慢な性格を嫌い、他大学からの移入を画策。産婦人科医院を営み医師会の役員でもある岳父の財力とOB会の後押しを受けた財前は、あらゆる術策をもって熾烈な教授選に勝ち抜こうとする。
作者 | 山崎 豊子 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2002年11月 |
『チーム・バチスタの栄光』
作者 | 海堂,尊 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2006年02月 |
『砂の宮殿』
外科医の才所准一は、大阪で海外富裕層向けの自由診療クリニックを運営している。抗がん剤・免疫療法の趙鳳在、放射線科の有本以知子、予防医学の小坂田卓という優秀な3人の理事とともに最先端のがん治療を提供し、順調に実績を重ねていたところ、久しぶりに訪ねてきた顧問が不審死を遂げる。これは病死か事故か、それともー。高額な治療費への批判も止まず、クリニックに吹き荒れる逆風に、才所はどう立ち向かうのか。
作者 | 久坂部 羊 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年03月17日 |
『イン・ザ・プール』
「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は、伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖……訪れる人々も変だが、治療する医者のほうがもっと変。こいつは利口か、馬鹿か? 名医か、ヤブ医者か?
作者 | 奥田 英朗 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2006年03月10日 |
『悪医』
作者 | 久坂部,羊 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2017年03月 |
『孤高のメス(上) 外科医当麻鉄彦』
作者 | 大鐘稔彦 |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 栄光出版社 |
発売日 | 2005年01月 |
『死の臓器』
熊本県A市の日野誠一郎は聖徳会日野病院の医師で、泌尿器科の部長をしている。ある日、日野医師は、A警察より、任意の取り調べを受ける。容疑は、「臓器売買」の疑いだった。日頃、日野医師は、人工透析患者を担当し、日本における「臓器移植」の困難に直面していた。手をこまねいて、死を待つばかりの患者に、日野医師は、レストア・キッドニ(修復腎)、がん患者から摘出した腎臓の移植手術を何度か行っていた。テレビ制作会社のディレクターの沼崎恭太は、事件の裏に陰謀の匂いを感じ、アジアでの「臓器売買」の実態を調べるため、上海に飛んだー。「臓器移植」をめぐる医療サスペンスの傑作。
作者 | 麻野涼 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 文芸社 |
発売日 | 2013年02月 |
『使命と魂のリミット』
あの日なくしたものを取り戻すため私は命を賭けるーー。心臓外科医を目指す夕紀は、誰にも言えないある目的を胸に秘めていた。それを果たすべき日、手術室を前代未聞の危機が襲う。大傑作長編サスペンス。
作者 | 東野 圭吾 |
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価格 | 902円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2010年02月25日 |
『閉鎖病棟』
とある精神科病棟。重い過去を引きずり、家族や世間から疎まれ遠ざけられながらも、明るく生きようとする患者たち。その日常を破ったのは、ある殺人事件だった…。彼を犯行へと駆り立てたものは何か?その理由を知る者たちはー。現役精神科医の作者が、病院の内部を患者の視点から描く。淡々としつつ優しさに溢れる語り口、感涙を誘う結末が絶賛を浴びた。山本周五郎賞受賞作。
作者 | 帚木蓬生 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 1997年04月25日 |
『泣くな研修医』
雨野隆治は25歳、大学を卒業したばかりの研
修医だ。新人医師の毎日は、何もできず何もわ
からず、上司や先輩に怒られてばかり。だが、
患者さんは待ったなしで押し寄せる。初めて
の救急当直、初めての手術、初めてのお看取
り。自分の無力さに打ちのめされながら、ガ
ムシャラに命と向き合い成長していく姿を、
現役外科医が圧倒的なリアリティで描く。
作者 | 中山祐次郎 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2020年04月03日 |
『サイレント・ブレス』
大学病院から、「むさし訪問クリニック」への“左遷”を命じられた37歳の水戸倫子。そこは、在宅で「最期」を迎える患者専門のクリニックだった。倫子はそこで死を待つだけの患者と向き合うことの無力感に苛まれる。けれども、いくつもの死と、そこに秘められた切なすぎる“謎”を通して、人生の最後の日々を穏やかに送る手助けをする医療の大切さに気づく。そして、脳梗塞の後遺症で、もう意思の疎通がはかれない父の最期について静かな決断を下す。
作者 | 南杏子 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2016年09月 |
『無痛』
作者 | 久坂部,羊 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2008年09月 |
『ドクター・デスの遺産』
安らかな死をもたらす白衣の訪問者は、聖人か、悪魔か。警視庁vs闇の医師=極限の頭脳戦が幕を開ける。どんでん返しの帝王が放つ、息もつかせぬ警察医療ミステリ!
作者 | 中山 七里 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年05月31日 |
『デス・エンジェル』
この病院には深い闇が潜んでいるー。北海道から研修医として東京の総合病院にやってきた森永慧介は着任早々、不審を抱く。入院点数の付け替え、いびつな診療体制、連続する高齢入院患者の不可解な急死、そして若い女性患者の自殺。同期の女医と共に真相解明に動きはじめた矢先、慧介にも魔の手が忍び寄る。神奈川での入院患者連続不審死事件を予見したと絶賛された医療サスペンス長編。
作者 | 久間 十義 |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2018年04月27日 |
以上、医療現場のリアルさを描いた小説や漫画をご紹介しました。彼らこそが現場で働く医療者たちの姿を、私たちに知らしめてくれる存在ですよね。予想外の事態に対応するための知恵や工夫、時には困難な状況での心の葛藤。そんな彼らの物語を通じて、我々は日常生活では感じることのできない、医療の現場の生々しさや緊張感を身近に感じることができます。
また、病や健康について考えさせられる作品ばかり。読むことで医療への理解が深まるだけでなく、自身の健康についても考えさせられることでしょう。それぞれに描かれる患者さんと医療者の関係性も見逃せません。彼らの交流の中には、人間の弱さや強さ、そして喜びや悲しみといった感情のすべてが詰まっています。それぞれの作品が、我々の人生観を豊かにするきっかけとなれば嬉しい限りです。
ただし、これらの作品はフィクションであり、実際の医療現場とは異なる部分もあることを忘れてはいけません。しかし、その一方で、これらの作品から学べることは数多く存在します。読み手によって感じ方や学びはさまざまでしょう。ぜひ、あなたなりの解釈と感想を持って楽しんでいただければと思います。
最後に、これらの作品を通じて、医療は人間のあらゆる局面に深く関わっているということを再認識しましょう。彼らの物語を読むことで、生きるとはどういうことなのか、そして医療者とは何者なのかについて、改めて考えてみてください。そして、そこから何かを感じ取ったとき、それがこの記事を書くきっかけとなった一番の目的なのです。
ともあれ、医療現場について考えてみるきっかけになったら幸いです。今回ご紹介した作品をぜひ読んでみてくださいね。新たな視点や発見があるかもしれませんよ。
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