本格ミステリの美しさを味わう 綾辻行人の名作6選|館シリーズから読む入門ガイド
綾辻行人は、本格ミステリーの世界で名を馳せる作家です。彼の作品には深い人間ドラマが描かれ、どんでん返しの衝撃も堪能できる素晴らしいストーリーが展開されます。特に館シリーズは、それぞれの館が秘める謎と、その解き明かす楽しさを体感できる作品集です。ミステリー好きなら必読の一作と言えるでしょう。過去の思い出や未解決の事件が交錯し、登場人物たちと一緒に真相を探る過程は息を呑むほどです。チャレンジングな難解な謎、緻密な伏線がからむ世界観。彼の作品一冊で、ミステリーの深みと美しさにふけること間違いなしです。魅力満載の彼の名作6選、ぜひ読んでみてください。
『心の闇』
綾辻行人、初めて読むならこの一冊。
“あの一行”に世界が驚愕した『十角館の殺人』の著者の傑作ミステリ&ホラー短篇集。
ミステリ作家・綾辻行人のもとに持ちこまれる犯人当ての難問「どんどん橋、落ちた」。
少年期の記憶の空白に恐怖の予感を覚える「夢魔の手 ─三一三号室の患者─」など全四篇を収録。
| 作者 | 綾辻 行人 |
|---|---|
| 価格 | 550円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2026年06月12日 |
『十角館の殺人 <新装改訂版>』
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける! 1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(講談社文庫)
すべてはここから。清冽なる新本格の源流!大学ミステリ研究会の七人が訪れた十角形の奇妙な館の建つ孤島・角島。メンバーが一人、また一人、殺されていく。「十角館」の刊行から二十年。あの衝撃を再び!
本書は、カバーとほぼ同サイズの帯を含む帯付きのものがお手元に届く場合がございます。
帯は宣伝物の一部ですのでご指定いただくことはできません。」
プロローグ
第一章 一日目・島
第二章 一日目・本土
第三章 二日目・島
第四章 二日目・本土
第五章 三日目・島
第六章 三日目・本土
第七章 四日目・島
第八章 四日目・本土
第九章 五日目
第十章 六日目
第十一章 七日目
第十二章 八日目
エピローグ
| 作者 | 綾辻 行人 |
|---|---|
| 価格 | 946円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2007年10月 |
『黒猫館の殺人』
| 作者 | 綾辻,行人,1960- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2014年01月 |
『迷路館の殺人<新装改訂版>』
奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた4人の作家たちは莫大な“賞金”をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった! 周到な企みと徹底的な遊び心でミステリファンを驚喜させたシリーズ第3作、待望の新装改訂版。初期「新本格」を象徴する傑作!
密室と化した地下迷宮で繰り広げられる連続「見立て殺人」!
| 作者 | 綾辻 行人 |
|---|---|
| 価格 | 990円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2009年11月13日 |
『人間じゃない 〈完全版〉』
「あの家のこの部屋は……密室、だったんです」
持ち主が悲惨な死を遂げ、今では廃屋同然の別荘〈星月荘〉。
訪れた四人の若者を襲った凄まじい殺人事件の真相は?
表題作「人間じゃないーーB〇四号室の患者ーー」ほか、
『人形館の殺人』の後日譚「赤いマント」、
『どんどん橋、落ちた』の番外編「洗礼」など、
自作とさまざまにリンクする五編に加えて、
『7人の名探偵』の「仮題・ぬえの密室」を完全収録。
| 作者 | 綾辻 行人 |
|---|---|
| 価格 | 836円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2022年08月10日 |
『人形館の殺人』
| 作者 | 綾辻,行人,1960- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2010年08月 |
それぞれ異なる舞台となる館を巡り、さまざまな事件に迫る彩なる登場人物たちは、一筋縄ではいかない謎解きと、きちんと練られたストーリー展開に感嘆させられます。散りばめられた緻密な伏線が必然と結び付いていく過程に、きっとあなたも深く引き込まれることでしょう。
静謐でありながらも、不穏さを内包した館と、そこで起こる見事に描かれた事件の数々。これは綾辻行人の世界への第一歩となるはずです。紹介した6作品はすべて、読む者一人ひとりをリアルで迫力溢れる世界へと誘います。彼の作品は、耽美的でありながらもグロテスクな場面も見事に描かれ、古典的なミステリからホラーやファンタジーの要素を織り交ぜた特異な作風は大いに魅力的です。
どの作品にだって、読者を驚かせてくれる仕掛けや大胆な展開が隠されています。登場人物たちと共に謎を解き明かす過程は、まさに読書の醍醐味。綾辻行人の作品の世界に足を踏み入れたら、もう二度と引き返すことはできません。そんな、彼の魅力に溢れた作品世界を、あなたにおすすめしたいと思います。
ここに紹介した6作品は、本格ミステリを深く愛するすべての読者へ捧げたい至高の逸品。私が言葉で語るよりも、あなた自身が味わっていただきたいと思います。最後になりましたが、言葉だけでは伝えきれない綾辻行人の世界へ、気軽にて足を踏み入れてみてください。そして、その深淵に満ちた想像力と謎解きの面白さを、存分に堪能してみてください。あなたの読書の日々に、新たなスパイスが加わることをお約束します。
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