物価を学べる本 おすすめ5選 仕組みなど
微妙に動く物価。その背後には複雑な仕組みが存在します。ただ、一般的には難解なイメージがありますよね。そこで、一体何なのか?理解しきれずにいるあなたにお勧めしたいのが、これら5つの本です。それぞれに独自の視点から物価を分析し、親しみやすい事例を交えながら解説しています。しかも、すべてがエンターテイメント性も兼ね備えていて、退屈せずに読み進められます。物価の世界があなたにとって一つの面白さと感じられ、日々の生活にもつなげられる一冊を見つけてみてくださいね!飽きさせない構成とわかりやすさがポイントです。
『イラスト図解 知っているようで知らない 物価のしくみ』
〇意外と知らない「物価」をわかりやすく解説!
物価は私たちの生活に密接に関わっており、誰もが無関係ではいられないものです。
一方で、私たちは物価というテーマについてきちんと学ぶ機会がありません。
本書では「そもそも物価とは何か」「物価が変動する要因」「物価が上がると生活はどうなるのか」など、意外と知らない物価の知識について、誰でもわかりやすいようにイラスト図解を用いて解説します。
本書を読むことで、経済ニュースへの理解も深まります。
〇物価は思っているより上がってない?
近年、物価の上昇が続いており、話題となっています。
2024年7月、一般の消費者に「日頃よく購入する品物の価格は1年後どの程度になっているか」
を聞く調査が行われ、全体の45.2%の人たちが「5%以上上がる」と回答しました。
しかし、消費者物価指数という物価の動きを表す数値を見ると、
消費者が予想する「5%以上の上昇」は過去20年間で一度もありません。
2%を超えたのも、2014年、2022年、2023年の3回だけなのです。
物価に関する数字やしくみを理解することで、自分の中の思い込みが変わるきっかけになります。
第1章 物価とは何か?
第2章 物価を動かす要因
第3章 物価が上がると生活はどうなる
第4章 世界の物価
第5章 政策と物価の関係
作者 | 斎藤 太郎/木下 智博 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 池田書店 |
発売日 | 2024年10月22日 |
『物価のしくみがわかる本』
様々なものが次々に値上がりし、暮らし・生活の先行きへの不安も高まっているなか、「そもそも物価とは何か」「なぜ値上げは起こるのか」を正しく理解し説明できる人はそう多くはいないかもしれません。本誌では、物価のしくみのほか、デフレやインフレなどの、よく聞くけれどいまいちわからない経済の事象を、図解を交えてわかりやすく解説します。思わず誰かに話したくなること請け合いです。
作者 | 横山 光昭 |
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価格 | 1089円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2023年03月22日 |
『物価とは何か』
◆第65回日経・経済図書文化賞受賞作◆
話題書『世界インフレの謎』(講談社現代新書)の理論篇!
インフレもデフレもない世界をめざす経済学
◆朝日(坂井豊貴氏)・毎日(大竹文雄氏)・読売・日経 4大紙書評掲載◆
あのバブル絶頂時、そしてその崩壊、いずれのときも意外なほどに物価は動かなかった。それはなぜか?
お菓子がどんどん小さくなっている……なぜ企業は値上げを避けるのか?
インフレもデフレも気分次第!?
物価は「作る」ものだった?
経済というものの核心に迫るための最重要キーである、物価という概念。
国内第一人者が初歩の初歩から徹底的にわかりやすく説き起こし、社会にくらす私たち全員にとって、本当に知るべき経済学のエッセンスを教える、画期的入門書の登場!
ハイパーインフレやデフレと闘う中央銀行や政府の実務家(ポリシーメーカー)たちは、何を考え何をしているのか。
それらの成果と教訓を研究者たちはどのように学び、理論を発展させてきたか。
私たちの生活そのものと直結する、生きた学問としての経済学が立ち上がっていく様を生き生きと描く!
万人のための学問としてのマクロ経済学を希求する、真摯な社会科学探究。
【本書より】
個々の商品の価格が、売り手や買い手の個別の事情を適切に反映して動くのは、自然なことです。そして、個々の価格は忙しく動きまわるけれど全体としてみると安定している、というのが健全な姿です。ただ、同じ「全体が動かない」場合でも、個々の価格がまったく動かず、その当然の帰結として全体も動かないということもあり得ます。しかしそれは病的だと言えるでしょう。(中略)売り手や買い手の事情で価格が上がり下がりするという、経済の健全な動きが止まっていたら、それは異変とみるべきです。後で詳しく述べますが、今の日本経済はこれに近い状態だと私はみています。
【主な内容】
はじめに
第1章 物価から何がわかるのか
第2章 何が物価を動かすのか
第3章 物価は制御できるのかーー進化する理論、変化する政策
第4章 なぜデフレから抜け出せないのかーー動かぬ物価の謎
第5章 物価理論はどうなっていくのかーーインフレもデフレもない社会を目指して
おわりに
【本書の参考文献】
著者webサイトに一覧が掲出されています。
https://www.centralbank.e.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2022/03/reference0304.pdf
同内容のものを電書版に掲載しました。
作者 | 渡辺 努 |
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価格 | 2145円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年01月13日 |
『物価を考える : デフレの謎、インフレの謎』
作者 | 渡辺努 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 日経BPマーケティング |
発売日 |
『物価の歴史』
現在の物価は適正なのか。これから下がるのか上がるのか。シンプルな問いであっても答えることが難しい物価について、有史以来の変遷を見つめ、その実態と展望を読み解く。
作者 | 平山 賢一 |
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価格 | 2860円 + 税 |
発売元 | 中央経済社 |
発売日 | 2024年11月22日 |
それぞれの作品が描く物価の世界は、私たちが日々生活する中で直面する具体的な事例や、幅広い視野から見た経済全体の動きを学ぶことができ、まさに目からウロコの連続です。スーパーマーケットで品物を選ぶ時、レストランでメニューを選ぶ時、年金受給者の生活、田舎と都市の生活コストの違いなど、目の前の些細なごく身近な事象からも物価の影響を感じてみると、さらに身近に感じることができることでしょう。
また、ビジネスパーソンだけでなく、学生や専門外の方々にとっても役立つ一冊となっています。良く言えば「面白おかしく、でも深〜い」、そんな魅力を持つ作品たちです。どの作品も、文字通り「面白くてためになる」一冊。ちょっとした空き時間や、読書を楽しむ時間に手に取ってみてはいかがでしょうか。
最後に、これらの作品を通してみなさんが物価について興味を持つきっかけになればと思います。物価について知り、理解し、そしてそこから派生する経済の流れを感じ取ることで、私たち自身の生活や社会全体の理解に役立つこと間違いなしです。
立ち止まって、目を閉じて、深呼吸してみてください。あなたの周りには、言葉にならないほどの物価の香りが広がっているはずです。そして、それぞれの物価について、一緒に考えて、一緒に学んでいきましょう。今日ご紹介した作品たちは、その一助となることでしょう。是非、皆さんも物価というテーマで新たな視野を広げてみてください。違う視点で、違う角度で、物価を楽しみましょう。
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