豊臣秀吉に関する本 おすすめ5選 実像は?

豊臣秀吉の実像に迫る書籍は数多く存在しますが、どれを手に取るべきか迷いますよね。彼の波乱に富んだ人生を正面から描いている歴史小説から、彼の政策や人物像を深掘りした評伝まで、幅広いジャンルから選びました。また、戦国時代の雰囲気をリアルに描いた漫画も紹介します。身分を超えて天下を手にした彼の姿はまさにドラマティック。見事な筆致で描かれた彼の生涯を通して、まるで時代劇に入り込んだような感覚を味わえること間違いなしです!豊富な選択肢の中から、あなたが秀吉という人物をより深く理解する手助けになる一冊を見つけてくださいね。
『図説豊臣秀吉 : オールカラー!』

作者 | 柴,裕之,1973- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 戎光祥出版 |
発売日 | 2020年07月 |
『秀吉の虚像と実像』

こうすれば秀吉を、もっと面白くつかまえられる!
歴史学と文学のコラボレーションにより、実像も虚像も追究する書。
どのようにして秀吉は「虚像」として語られ、今その「実像」が問われているのか。豊臣秀吉総体を、これからどう捉えていくか。初の試みにして、指針となる書。
実像と虚像、歴史学と文学、どちらも面白く、重要であることが本書により改めて説かれる。単なる秀吉の通史ではない、多様な見方と大きな見通しの確認・発見を目指す。
▼本書で明らかに!
○北政所の名は「ねい」でなく「ねね」と再確認!
○ひょうたんの馬験に隠された秀吉の出生の秘密とは?
○高松城の水攻めは実は沼の大きさに過ぎなかった!
○明からの「日本国王」への任命を一旦は受け入れていた!
○秀吉信仰と地震や靖国との意外なつながりとは?
【本書は、豊臣秀吉を素材に、歴史学が実像編、文学が虚像編を、それぞれの学問スタイルで執筆した。実像編は、主に古文書・古記録を使用して、現在何が、どこまで明らかになっているかを述べた。そのさい、必要に応じて典拠となる古文書・古記録を示している。これに対して虚像編は、一般に流布している歴史常識が、どのような軍記物語によっていかに形成されたのか、その虚像のあり方を浮き彫りにしている。この両者があわさることによって、「実像も虚像も追究する」ことができるのである。それは、豊臣秀吉という人物はもちろん、彼の生きた社会もより深く理解することである。それだけでなく、秀吉死後の時代の姿をも、豊臣秀吉という人物とその伝説を通じて掘り下げることでもある。】…序(堀新)より
執筆は、井上泰至[防衛大学校教授]/堀 新[共立女子大学教授]/湯浅佳子[東京学芸大学教授]/北川 央[大阪城天守閣館長]/太田浩司[長浜市長浜城歴史博物館館長]/柳沢昌紀[中京大学教授]/原田真澄[演劇博物館招聘研究員]/堀 智博[共立女子大学非常勤講師]/菊池庸介[福岡教育大学教授]/谷口 央[首都大学東京教授]/網野可苗[上智大学大学院]/遠藤珠紀[東京大学史料編纂所助教]/森 暁子[お茶の水女子大学研究員]/米谷 均[早稲田大学講師]/金子 拓[東京大学史料編纂所准教授]/丸井貴史[上智大学大学院]/谷 徹也[京都大学助教]/藤沢 毅[尾道市立大学教授]。(執筆順)。
作者 | 堀新/編著 井上泰至/編著 湯浅佳子/著 北川央/著 太田浩司/著 柳沢昌紀/著 原田真澄/著 ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | 笠間書院 |
発売日 | 2016年06月28日 |
『超ビジュアル!歴史人物伝豊臣秀吉』

豊臣秀吉の人生がマンガとイラストでよくわかる!大迫力のCGで合戦や名城をリアルに再現!甲冑、陣羽織、城跡などの歴史的資料も多数掲載!
作者 | 矢部健太郎 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 西東社 |
発売日 | 2017年03月 |
『豊臣秀吉』

作者 | 小和田哲男 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 1985年11月 |
『秀吉研究の最前線 : ここまでわかった「天下人」の実像』

作者 | 日本史史料研究会 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 洋泉社 |
発売日 | 2015年08月 |
そうして、みなさんに豊臣秀吉について描かれた5つの作品をおすすめとしてご紹介させていただきました。作品ごとに違った視点から秀吉の人間像が描かれていて、それぞれに個性があって面白いですよね。戦国時代の戦闘の英雄、国を統べる統治者として、そして一人の人間としての秀吉。歴史の舞台に立った彼の輝きと影、そして何より彼の人間力を感じられる作品ばかりです。
秀吉の魅力はその普遍的な人間ドラマだと思います。特に、平民出身でありながら天下を統一した彼の挑戦と冒険、そして人々を惹きつけるそのカリスマ性には、どの作品を読んでも感動させられます。
とはいえ、どの作品も重厚な歴史描写と四方山話、そして立ち絵のような描写があふれていて、それぞれの作品で異なる秀吉像を構築しています。これらを楽しみながら読むことで、読者それぞれが秀吉にまつわる自分だけの世界を構築できるのではないでしょうか。
また、実際に秀吉がどのような人物だったのか、その真実は現在でも謎が多いです。彼の実像を探るのは、作品を読むだけでなく、もっと深く日本の歴史に興味を持つきっかけにもなるでしょう。これらの作品を読んだあとは、皆さんも秀吉について語れる人になってみてください。
歴史は、人間のドラマの連続で、その一端を垣間見るのが、こうした歴史作品を読む醍醐味ですよね。何冊も読み比べて、自分なりの秀吉像を作ってみるのも面白いかもしれません。それでは、皆さんが選ぶお気に入りの一冊が見つかることを願っています。以上、ライターの私からのおすすめをご紹介させていただきました。それでは皆さん、楽しい読書ライフを!
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