ありがとう
0
話題にもなっていた。でも避けていた。2度過労で倒れたり長年の目標を達成して燃え尽きて飲み食い寝ることもままならなくなった馬鹿が私だ。絶対に耳に痛いことが書いてあるだろう……書いてある…。避けまくってこんな言い方なんだが読んでよかったと思う。心を亡くすで忙しいと書くのだ。「半身社会」の幕開けを心より歓迎する準備がある。
ありがとう
0
ストーカーに連れ去られた婚約者を探すサスペンスではなかった。「真実」という女性の人物像が、架の捜索活動によって明らかにされていく。地方都市のショッピングモールの様子やお嬢様女子高自慢、お堅い仕事好きで、ずっと娘の世話をしながら生きていきたい母親とか。「真実」が何を考え、どこへ行ったのか、それは後半にまるで答え合わせのように真実の語りで語られる。後半では、『島はぼくらと』に出てきたヨシノさんが出てきて嬉しくなった。