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石田智恵著『同定の政治、転覆する声 アルゼンチンの「失踪者」と日系人』は、アルゼンチンの軍事独裁期における失踪者問題を、特に日系コミュニティの視点から考察した社会学的研究書です。政治的弾圧や家族の苦悩、社会的記憶の形成過程が詳細に分析され、失踪者をめぐる人々の証言や記録を通じて、権力と個人の関係、社会的正義の課題が浮き彫りになります。歴史・人権・社会学に関心のある読者にとって、深い洞察を与える一冊です。


















