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第一次世界大戦期のクリスマス、敵同士だったはずのイギリス軍とドイツ軍の兵士が戦いを一時的にやめてクリスマスを祝っていた。
お酒を飲む、歌う、サッカーをして楽しみ再び戦争に戻っていくのだ。何の恨みもない人同士が戦うことが何とも無意味だか分かる。
鈴木まもるさんの絵も温かみがある。
『この絵本の「あとがき」の絵を描いている時に、プーチン大統領のウクライナ侵攻が始まりました。まだ「戦争」を始める人間がいる現実に愕然としつつ、戦争よりも強い人のやさしさと想像力が描きたくて、絵を完成させました。』(鈴木まもる「制作ノート」より)
今から100年以上前の1914年、7月。ヨーロッパをはじめ、多くの国をまきこむ戦争がはじまりました。第一次世界大戦です。これは、戦争がはじまった5か月後の12月24日の夜に、フランスやベルギーにせめこむドイツ軍と、むかえうつイギリス軍との最前線で実際に起こったお話です。
第一次世界大戦期のクリスマス、敵同士だったはずのイギリス軍とドイツ軍の兵士が戦いを一時的にやめてクリスマスを祝っていた。
お酒を飲む、歌う、サッカーをして楽しみ再び戦争に戻っていくのだ。何の恨みもない人同士が戦うことが何とも無意味だか分かる。
鈴木まもるさんの絵も温かみがある。