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事件が起こった屋敷が8の字であり、
それがもとで事件のトリックを作った犯人もすごい。
この小説は殺戮にいたる病の作者我孫子武丸さんの
デビュー作らしく、とても描写がわかりやすい。
主人公速水恭三とその兄弟も面白く、個性があり、
3人の掛け合いも面白い。
建物の内部にある中庭が渡り廊下で結ばれた、通称“8の字屋敷”で起きたボウガンによる連続殺人。最初の犠牲者は鍵を掛け人が寝ていた部屋から撃たれ、二人目は密室のドアの内側に磔に。速水警部補が推理マニアの弟、妹とともにその難解な謎に挑戦する、デビュー作にして傑作の誉れ高い長編ミステリー。
事件が起こった屋敷が8の字であり、
それがもとで事件のトリックを作った犯人もすごい。
この小説は殺戮にいたる病の作者我孫子武丸さんの
デビュー作らしく、とても描写がわかりやすい。
主人公速水恭三とその兄弟も面白く、個性があり、
3人の掛け合いも面白い。