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惹かれ合う二人の感情が丁寧に描かれていて、切なくも温かい気持ちになりました。過去に深い関わりがあったにも関わらず、お互いを忘れてしまったイザベルと、彼女を再び愛してしまうドミニクの葛藤が胸に迫ります。大公という立場と一人の男性としての感情の間で揺れ動くドミニクの姿が魅力的で、彼の真摯な愛に心を打たれました。
人生を丸ごと変えた相手が記憶喪失になって現れ…?
インターポールの捜査官ドミニクは、自分が今は亡きカルレンブルク公国の大公だと告げられ、絶句した。ナタリーという女性が古文書から見つけたこの事実は歴史的な大発見で、自分の素性は世間に知れ渡ることになる。捜査官の仕事はとても続けられない。複雑な思いでハンガリーに移り住んだドミニクの前に、そのナタリーが現れた。しかも彼女は記憶喪失になり“カルレンブルク大公”の言葉しか覚えていないという。ドミニクは彼女の面倒をみることになり…!?
惹かれ合う二人の感情が丁寧に描かれていて、切なくも温かい気持ちになりました。過去に深い関わりがあったにも関わらず、お互いを忘れてしまったイザベルと、彼女を再び愛してしまうドミニクの葛藤が胸に迫ります。大公という立場と一人の男性としての感情の間で揺れ動くドミニクの姿が魅力的で、彼の真摯な愛に心を打たれました。