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ひたすら人のために生きた青年の生涯を描く。
ブドリは家族4人で幸せに暮らしていた。ところが、飢饉が起こり、食べ物を探しに両親が出かけてそのまま行方不明になってしまう。さらに妹まで男に連れ去られてしまう。
孤独になったブドリは一生懸命働き、天職を見つけるが。。。
科学や農業をいかに人のために活用するかにこだわった賢治らしい作品だ。作品が書かれた頃の岩手ではやはり作物が収穫できずに農家の人が苦しんでいたそうだ。